ジュネーブ、1986年以来の記録的な、雹、雨、風 | ジュネーブ半径500Mな毎日

ジュネーブ、1986年以来の記録的な、雹、雨、風

夏至の1日前の6月20日、午後4時ぐらいから

本当に1分もしない間に

ぽつぽつ雨 大雨 雹 風 竜巻みたいな暴風

という天候に変わり、強い雨風や雹の状態が10分以上続きました。



子どもを迎えに行っていた私。あと2分遅かったら、なぎ倒されていた木々や、落ちて来た枝の下敷きになっていたかもしれないです。


学校は保護者は校舎に入って待ってはいけないのですが、
この日は、勝手な判断で入り込みました。
でないと飛ばされそうだったので。
学校に入ったら、今度は子どもの教室に向かいました。

教室では子ども達はパニックで大泣きしていました。
外は降り注ぐヒョウで真っ白。本当に向こう側が見えず、しかも暴風によって、洗濯機の中にいるかのような錯覚を覚える程、雹がぐるぐる回っていました。

地面に目を移すと、雨が雹を運んで、すでに川になっています。

ジュネーブ市内はあっという間に道路が冠水、浸水する被害が増え、
また木が倒れたので、通行止めになる道路も増え、
街は大渋滞でした。


いつも車通りの多い通りが「しん」としていました。
これは車がないからではなく、車はびっしりなのですが、少しも進めないので静かなのです。


裏道や迂回路が少ないジュネーブ。

こういうことに巻き込まれると本当に怖いなと思います。
中には具合の悪い方や、救急に行きたい方とかいらっしゃると思います。
どうするのでしょう。自分だったらどうしようかと考えます。


さて、被害はぶどう畑にもおよび
雹により、ぶどうの枝が折れたり、葉が落ちたりして、2013年の収穫は例年の15パーセントまで落ちるのではと言われています。つまり、2014年にはワインは一般的には出回らず、その後数年に渡ってぶどうの実つきが悪くなるので、回復までには数年かかるとのことです。
国が自然災害と認めれば保障が降りるのですが。

その他、倒れて来た木が、自宅の窓に刺さって、窓が窓枠毎壊れるなど、いろいろな被害が報告されています。




写真は、インターネット上からお借りしています。

こちらはプランパレ公園です。湖のように波まで立っています。
そしてこの下には地下3階の地下駐車場があり、日本語補習学校に通われる方は利用される方が多いと思います。
ちなみに今日(6月21日)、この駐車場は問題なく車が駐車出来るそうです。
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ぶどう粒ぐらいの雹から、それが固まって落ちてきたものまで、
本当に恐ろしい雹でした。



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水の上を浮いているのが、まだ解けていない雹です。
ものすごい降水量だったので、どうする事も出来ないと思います。

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そして、被害を受けた車。
日本のメーカーの車が載ってしまったのが悲しいと思うのでした。

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雹が降る直前の空
あまりに急に暗くなったので、
犬も吠えたてて、鳥も騒いで
とてもうるさかったです。
でも今思えば、鳥達はどうしたのでしょうか。
どこかに逃げられたかな?
雹に当たったらとてもとても無事ではいられないと思ってしまいます。

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最高気温が33度ぐらいまで上がった日が3日続き、4日目の崩れた天気は
前日までの上昇気流が一気に降りて来たような恐ろしい嵐になりました。

今年は、「暑い日が続いた後の曇り」の、雨、風、雷、雹に気をつけたいと思います。
毎年ジュネーブは8月終わり頃から秋に向けて気圧配置が変わるまでは不安定なので、
十分注意したいと思います。