Veveyの写真と偉いお母さんについて | ジュネーブ半径500Mな毎日

Veveyの写真と偉いお母さんについて

先日から、娘の学校でいじめられていた男の子

朝の校庭でいじめていたと疑わしい生徒の写真を撮って警察に持って行こうとしていたそのお母さんと、メールアドレスを交換する事が出来たのでお話を聞いてみました。

そのお母さんは、やはりしっかりした人でした。

彼女は赤十字に働く女性で、東ヨーロッパ出身で英・仏は堪能です。

その彼女曰く(というか書くには)

「担任の教師はとても有能だし、教師としての才能がある。だから私はこの一件はすべて彼女に任せる事にしたの。

そして、私が出来る事として、子供達に赤十字に見学に来てもらう事にしたの。

もちろん、息子のクラスだけではなく、他のクラスも呼ぶ事にしました。

赤十字にきてもらって、活動を知ってもらって

弱い人や病気の人を助ける事の大切さ、理不尽な暴力には戦わなければいけない事を学んでもらうつもり。

学校にそのようにオファーを出して、了承してもらったので、もうすぐ赤十字に行く機会があると思います。私はもうこれ以上この件については取り上げない事にしました」


というようなことが書いてありました。



すごいなー


彼女は勤務先の赤十字に掛け合い、協力者を募り、子供達が見学に来ても良い段取をし、学校に提案し、時間を作ってもらう事にした訳です。

本当にすごい行動力だなと思います。多分三日もかかっていないです。

息子のためでもあり、ともに成長するクラスメートのためでもあり、本当に偉いなと思います。



同時に、つい日本だったら、、、とも考えてしまいます。

授業時間数が変わるけどどうする? 引率人数が足りるか? 事故があったら? 保険はどうする?

スイス程の早さでは事が動かないだろうなとも思います。

なので、スイスのこう言うところの臨機応変さはとても好きです。

本当に子供を大切にしているし、勉強だけではなく全人格を育成しようという決断力がかいま見られるところが良いなと思います。





で、そんな彼女が一目置いた担任教師ですが、

その後、例の男の子が教室で
「僕をいじめたら、お母さんに言いつけて、みんな警察に訴えてやる!」
と言ったところ

「こういう軽い嫌がらせは良くある事だから、いちいち警察に訴えるなどと脅してはいけない。」

と言っているそうです。



この教師、若い先生ですが、ぶれないんです。バランス感覚最高。



写真は再び曇りのヴェヴェイです。
有名すぎる ネスレ社のフォーク

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