日本大好きマダムがサレーブ山と精霊について話す | ジュネーブ半径500Mな毎日

日本大好きマダムがサレーブ山と精霊について話す



たま~に道でお会いする日本大好きマダム

彼女の事は、過去にも何度かブログで書いているのですが、

とにかく日本好き

・毎年一度日本へ旅行
・日本語学習中
・羽織をいつもおしゃれに着こなしている
・家の中は日本のコレクション多数
・自分の死後は全てコレクションを日本に送り返す予定(日本で生まれた物だから日本に返す。自分は行きている間に楽しんだから良いという考え)

これだけでも十分日本への愛を感じますが

・日本人風パッツンおかっぱ頭にするべく美容室を行脚(こちらの美容院ではパッツンときれいに切ってくれる腕を持った美容師がほとんどいないため)
・日本の畳を特注し、サロンを日本風に作り替える (ただし猫がいるために、畳はい草ではなく、ビニール製の畳)
・畳に会わせて、壁の色を黄色に塗り替える

というのが最近のマダムの動向です。
やり遂げる彼女もすごいけど、つきあうご主人も相当偉い!

マダムは言ってみれば日本人よりも日本なマダムなのです

そんな彼女

今年は鳥取や島根へ旅行されるそうです。
鳥取砂丘・出雲大社・の話をするマダムを拝見していると
とても嬉しそうなのです

なので、もしかしたらこのマダムは見えるか感じるか、どちらにしてもものすごく感受性の強い方なんだなと思い始めました。

「島根や鳥取はとても良い場所ですよね。神社もたくさんありますね」
「秋は特にきれいでしょうね」

なんていう話をしながら、ちょっと唐突だけど

「日本人はいろいろな物に精霊が宿っていると信じている人が多いです。私も日本にいるときにはそういう物を感じます。精霊のための伝統行事もあります。マダムももしかしたら、何かを感じていて、それが心地よいのではないですか?」
私はマダムの犬の首輪についている七福神のキーホルダーを横目で見ながら尋ねました。

するとマダムは
「そうかもしれないわね。日本にはいろいろな物があって本当にきれい。いろいろな場所を見たけれど、西の方は特にきれいだと思う」
というお答え

もう一度突っ込んでみよう
「ジュネーブは、たとえば、これだけ自然があるのに、日本で感じるような精霊の感覚が少ないのが不思議だったんです。ヨーロッパには精霊のお話がたくさんあるじゃないですか?」

するとマダムは
「ここは町中だからなのよ。少しはずれるとたくさんいるのよ。とくにモンサレーブにはたくさんいるの。行くと分かるのよ。」
というお返事。


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なるほど。私はずっと、ジュネーブにはこれだけ自然があるのに、祀りたくなるような巨木とかが踏み込んじゃ行けないような場所とか「何もない」って感じていて、でもそれも「何もないのもきれいな証拠」と思っていたのだけれど、
精霊がいる場所もあるんだ!
少し離れたところにはもっと良い場所があるから、町中じゃなくて、やはり気持ちの良い場所にいるんだ!
と思ってみる事にしました。

実はモンサレーブという山、一度も訪れた事がないのですが、今一度下から眺めてみると、この急激な断崖絶壁の岩山にはたしかに集まってくるかも!なんて思ってしまいます。気持ちが良いらしいから登ってみたいけど、なんとな~く先延ばしにしていました。



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イギリスを始め、ヨーロッパには数々の精霊話があって、研究者も少なくないのですが
どのお話でも、精霊と人間は規則や常識が違うので、理解し合えないので干渉しない方が良いという考えが見え隠れしています。(「借り暮らしのアリエッティ」でも人間は小人の価値観に干渉しませんでした(原作・「床下の小人達」))。人間にとって良い精霊ばかりではないので、出来るなら干渉しない方が良いとされているのです(童話、「小人の靴屋」のように)。


そんな訳で、いつか行ってみよう、モンサレーブ
果たして精霊に会えるか会えないか
出来るなら会いませんように
なんて、
マダムの一言にビビっている私です。