飼い主と犬の「ちょっと足りない」愛情物語 | ジュネーブ半径500Mな毎日

飼い主と犬の「ちょっと足りない」愛情物語


先日、体調をすっかり崩して寝込みました。

病院ですぐに見てもらうことが難しいスイスで

大病はしたくない物です。

私は漢方薬を大量に常備しているので、

体調を崩しかけたらそれを飲めば大抵大事には至らないのですが、

今回は突然がくっと来てしまいました。





ずっと寝込んでいると、カレン(犬)が私の足下から一歩も動かずに

ずっと丸くなって寝ているではありませんか。

私が水を飲みに行けば、ついてきて

ベッドに戻ると再び丸くなって寝るのです。

私の具合が悪いのがわかるのでしょうか。

昔飼っていた猫も、こんなふうに病気の人のところに行っては寝ていました。

病人の隣でずっと添い寝なんて、いやだろうなと思うのですが、

カレンはずっと、そうしているのです。

私は体の節々が痛く、

熱を測ったら37度以上ありました。

カレンにはきっと私が熱があることが分かるのでしょうか。

「ありがとう、カレン。

まるでカレンが私の病気を吸い取ってくれているような気がする。

早く良くなるからね・・・・・・」

なんて思ってました。





半日ほど寝込んで

少し楽になった気がしたので熱を測ってみたら37度ちょうど

「ああ、もうこのまま下がるだろうな」

と安堵のため息をついたとたんに




カレンが激変しました。




カレンが突然、犬なのに豹変したのであります。

お気に入りの赤いボールを私のところに持ってくるではありませんか




「なげて!なげて!

あそんで!あそんで!」




と言っています。


photo:01





まだ体はつらいので、どこに投げているか分からないけどとにかくボールを投げるのですが


「もっと遠くまでなげてよー」

だけならまだしも

「こらー、もっとまじめに投げろー」

みたいな、

少年野球チームのコーチ?

みたいな気合いの入りっぷり

至らず失礼いたしました。


photo:02






どうやら、カレンにとって「37度の人間は病気じゃない」

らしいです。

カレンよ、私はまだまだつらかったのだよ?







photo:03





願わくば、人間の大人の平均体温をカレンに学習させないといけないかな?

平均体温が低いから、回復期にうっかり飼い犬にこき使われる人間の一例でした。









でも、今日は長いお散歩に行ってあげなくては。

動物には人間の体調が分かるのですね。

何かが見えるのかな?それとも感じるのかな。

すごいですね。

もう少し、思いやりがあれば、もっとすごいけど。