初めて見るものシリーズ1 | ジュネーブ半径500Mな毎日

初めて見るものシリーズ1

さて、今日もRはがらんどうのリビングに置かれた車用のチャイルドシートに座って



寛いでいます。



我が家にある椅子は食事用の椅子4脚のみ



なので、昼間は立っているか



きちんと座って食卓で作業をするか



ベッドでゴロゴロするしかありません



そんなわけで、航空便で届いた車用チャイルドシートに



すっぽりと収まって、Rはたまにまったりしています。







それはさておき



こちらでは「はじめてみるもの」が結構あります。



昨日も公園で生まれて初めて見る物に遭遇しました。



これが写真です。(*虫が嫌いな人は見ないでください)











































































ピンぼけさせていますが、毛虫の行列です。



4㎝ぐらいの毛虫が20匹、きれいにくっついて行進しています。



ひぇ~~~~



と思いながらも、すこし目を慣らして観察してみると結構面白いです。



まず先頭の毛虫、この毛虫にはなかなかリーダーシップがあります。



障害物に当たるとまず一度止まって周りの様子を伺っています。



当然後ろの毛虫たちは玉突き衝突のように、ジグザグのバネのように縮んで一瞬列が乱れますが、列をはみ出してちりぢりになる毛虫はいなくすぐに列がまっすぐに復旧します。



先頭の毛虫がルートを見つけて歩き出すと、また20匹達はもくもくと行進を始めます。



しかし、ふと後ろのほうを見ると、3匹の毛虫が列から離れて遅れてしまったようです。



3匹は3匹で列を作っていますが、この先頭毛虫はちょっと頼りなさげです。



3匹ともパニックになっているような落ちつきのない動き方で、



哀れな三匹組は、ちょっと人目につきそうなブランコしたのマットのしたに潜っていきました。



さて、また視線を20匹チームに戻すと、先頭毛虫は草むらへのルートを開拓したようです。



人や鳥から見つけられやすいアスファルトを横断して、他の19匹を連れて草むらへと潜っていったのでした。



ふぅ



なんだか、達成感のある観察でしたが、虫嫌いな子供達はきゃーきゃー言って怖がって、ブランコから降りられないでいました。



しかし、毛虫の世界にもリーダーになる資質を持った毛虫っているのでしょうか?



民主主義でリーダーが決まるとは思えないけど



ファーブルさんだったら答えを知っているのかな?



ファーブル昆虫記を読んでみようかと思いました。