それは全部「蒙古ひだ」のせい!
私のお友達のMaya
彼女はとってもかわいいママです。
そんな彼女がある日、こう言いました
「ようこ、フランス語見てあげる。今は何を勉強しているの?」
私はポケットから、フランス語教師によって書かれた例文を取り出しました。
Maya 「なになに、『R(私の次女)は泳ぎ方を知りません』ですって?(ちなみに例文です)。良いじゃないの!まだ5歳なんだから!夏になったらすぐに泳げるようになるわよ!」
私 「うん、ありがとう」
Maya 「で、次は?なになに?『私はM(私の長女)がどこにいるか知らなかったので・・・・・・』。あー、これは問題。子供がどこにいるか知らないなんて問題よ!ちゃんとどこにいるか知っておかなきゃ駄目よ、ね?」
私 「うん、例文だから・・・・・・」
という感じで、結局Mayaは例文に対する感想と意見を述べてくれて去っていきました。
そんなMayaは日本語で言うならば「世話焼きタイプ」なのです。身の回りに1人は欲しい
話は変わりますが、気温の低いジュネーブに慣れていない私はどういう訳だか
外を歩いていると涙が出ます。全然悲しくないのにnamidaが止まらないのです。
私の目にはアジア人特有の「蒙古ひだ」があると思います。
蒙古ひだとはこんなひだです。
蒙古ひだ・・・一説にはブリザードの強い地域に住んでいた頃に、冷たい風から涙腺を守るためにひだが発達した言われています。
で、アジア人な私にはこの蒙古ひだがあるのに
涙腺を守っているはずなのに
ジュネーブの風に泣かされています。
私の蒙古ひだは、涙腺を守るにはやや非力だったようです。
そんなある日またMayaが
Maya 「最近元気?」と風吹きすさぶ校庭で声をかけてくれました。
私 「元気だけど、今日は長女が学校に行きたくないって言ってね」
と答えた瞬間、私の頬を涙が一筋、あ、これは悲しい涙じゃないよ、という間もなく
Mayaは急に驚いた顔で、私が思い詰めていると思ったらしく、私を励ましてくれたのでした。
Maya 「ようこ、大丈夫。二人ともいい子じゃないの。私の子供なんて、二人ともサルみたいなのよ。サルよ?」
私 「ありがとう、彼らはサルじゃなくて普通の元気な男の子よ、そのうち素敵な王子様になるわよ!」
Maya 「ありがとう、ようこ。上の子は実は、私に似たのよ。外見はすっごいかわいいの。でも性格はちょっと内向的なのよね~」
と息子の自慢を始めました。
私をなぐさめてくれようとしていたんじゃ・・・・・・?
そんなMayaの性格が好き。
しかし本当に泣きながら歩く事が多いこちらの冬。
でも不思議がられるほど、もしくはかわいそうに思われるほど人とはすれ違わないジュネーブです。
違う地域に身体が慣れるって大変なのでしょうか?
以前、植え替えたバラが新しい土に適応出来なくて株が弱って大変だったよなぁ
と、自分を「根なし植物」に例えたりする日もあるのでした。