国連本部前 | ジュネーブ半径500Mな毎日

国連本部前







私達は毎日のように家とその前の庭とCOOPを往復しているだけなので、まだジュネーブのジュの字も見ていないのだそうです。



なので、今日は歩いて国連本部前に行きました。写真では分かりにくいのですが、各国の旗がたくさん立っています。しかし、それよりも目を引くのは、一本だけ脚の折れた巨大な椅子です。



これは地雷反対の象徴としておかれています。



Mはこれを見て初めて地雷というものを知りました。



一晩何を思っていたのか、今日になって地雷について、戦争について、詳しく聞いてくるようになりました。



私が地雷の怖さや、地雷は命を奪うためではなく、脚などの体の一部を使えなくさせて、その国の経済力を弱くさせるために、火薬の量をわざと調節していることを話しました



また地雷は一つ100円程度で作れて、設置するのにも50円しかかからないこと、しかし、撤去するのには1万円かかることなども話しました。



Mはなぜ大人が戦争を始めてしまうのか全く理解できないようです。



子供達がそういう感覚のまま大人になれたらいいなぁと思いました。