ジュネーブで必要な物 | ジュネーブ半径500Mな毎日

ジュネーブで必要な物



成田からジュネーブに来る途中の経由地フランクフルトですでにうすうす気付いていたことですが、



ジュネーブでは何でも重いです。



お手洗いのドアが重い



水を流すボタンが重い



手を洗うための水栓が重い



鍵が重い



玄関の扉が重い



洗濯機の扉が重い



食器洗い機の洗剤を入れる所のフタが重い



食器洗い機のスイッチが重い



お皿が重い



カトラリーも重い



ブラインドを上げ下げする棒が重い



窓が重い











数え上げたらきりがありません。本当に何でも重いです。



最初は家の中でも筋トレ状態でしたが、そんな状態にもやや慣れた今日



初めてバスに乗ってみました







やはりジュネーブ



チケットを買うボタンが重い



コインが重い



バスの扉を開けるボタンが重い



そしてバスに乗ったところ



「ストップボタン」が重い







みなさん体が頑丈なのでしょうか?



バスの中の老若男女、きっとみなさん力持ちなのだと思います。



細くてか弱そうな女性もバシッとストップボタンを押して降りていきます



杖なしでは歩けない高齢の男性も、その時にはしゃんとされてバシッとストップボタンを押して降りて行かれます。



目の前のブロンドのかわいい女の子もやがて、バシッとストップボタンを押したり、重いブラインドを上げたりすることが出来るようになっていくんだなぁと思いました。



ジュネーブの暮らしに必要な物、まず一つはパワーです



それに比べると、日本はゆるく優しい国だなぁと思います。



なんとなく日本で出会った親切な方々を思い出す午後となりました。