N e w  Y o r k B l o w -NYでもタコ焼きを焼く英国人へ- -424ページ目

レシートお持ち下さい

一昨日予告していた記事を昨日書かなかったので、
申し訳有りませんでした。
本当は昨日書く予定だった記事を、
今日は書きたいと思います。

一昨日、クリスマスショッピングで、
みんなバンバン買い物をするといいましたが、
じゃ、それだけ買う人はプレゼントを受け取る相手の事が
解っているのかと言えば、そうでもない。

プレゼントを貰って、気に入らなかった事が無いだろうか。
または、貰ったプレゼントのサイズが違うという事は?
プレゼントとは嬉しい反面、自分で買う訳じゃないから、
先の2点はこれがぴったりでないと、がっかりする。
しかし、貰った人に「好みじゃない」、
「サイズが違う」と言って突き返す事は出来ない。
だからありがとうと言って受け取ってそのままという事は、
普通の事だった。

一昔前、アメリカ女性の合言葉として、
「一番のプレゼントは、レシート」というのがあった。
その意味は、幾ら現物がその店の包装紙に包まれて、
店の紙袋に入っていたとしても、
レシートが無ければ返品して貰えないからだ。

しかし、アメリカもずっとバカのままではなかった。
この点については、日本は大いに学ばねばならない。
それは「ギフト・レシート」というもので、
全部ではないが、デパートやチェーン店を始め、
主だった店舗で「ギフト用です」というと、
このレシートを付けてくれるのだ。

このレシートをプレゼントの中に一緒に入れておくと、
貰った人が気に入らなかったり、サイズが違ったり、
商品が汚れていたり、壊れていた時は交換してくれるのだ。
だからタンスの肥やしになる事も無く、
サイズを変更したり、色を変えたり、
自分の好きなものと交換したり(差額は調整可能)と、
現物を何らかの形に換える事が出来るのだ。

「そんなレシート入れるって、値段が判る!」と思う筈。
でも、それがこのレシートのミソ。
これには、商品番号やバーコードNo.のみが記載されてて、
金額は入っていない。
交換するには商品コードさえ判っていれば、いいのだ。
だからプレゼントを買う時は、纏めて買う事はせず、
1件1件レジを打って貰う様にする事も出来る。
普段は底無しアホなのに、これに関してはお利口さん。
1ポイントゲット!

でも、チンタラしてたら完璧に出遅れる。
なので知恵と機会を得たアメリカ人は、クリスマス翌日、
早速行動するのだ。
そう、「アフター・クリスマス・セール&交換会」だ。
セールはセールで昨日まで$50で売られてた物が、
$10-15になるんだから、行かない訳無い。

と同時に、交換したい人も早く行かないと、
欲しい商品がどんどんセールで売り尽くされていくので、
とっとと行動しないとプーを掴まされたままになる。
なので、26日は「女の戦場」と化す...。
それは凄まじいの何の、筆舌に尽くし難い惨状の店。
ハイエナよりも性質の悪い女達の戦いの後は、
目も当てられない位だ。

こうしてプーなプレゼントを「麗しのアイテム」へ変えるべく、
女達は「26日の競争」に勝つべく、
気合を入れ直してプレゼントの包みごと持参し、
交換して欲しい商品を物色してから手にし、
晴れてレシートと共にレジで交換と相成るのだ。
あー、めでたし、めでたし...。

日本にも、このシステムはあった方が良いと思うのは、
俺っち一人だけじゃないと思うけど、
一般的な考えはどうなんだろう。
これがあれば、態々質屋に行って新古品価格で買取られるより、
返金、別商品との交換ってして欲しいと思う。
だってその方が合理的だしね。


今日の写真:ヘンリ・ベンデル。今年は化粧箱を飾っている