N e w  Y o r k B l o w -NYでもタコ焼きを焼く英国人へ- -169ページ目

賞レース、その3

オスカー・ノミネート以降、
その賞の行方が気になっているこの頃、
全米脚本家協会賞がハリウッド・パラディアムで発表された。
接戦模様の今年はどんな小さい賞にでも、
一喜一憂する関係者の姿が小さくも見えたり、
大きくも見えたりするのは俺ッちだけじゃない筈。

脚本家協会賞は文字通り協会に属している脚本家自身が選ぶ賞で、
同業者同士の激しい鬩ぎ合いだ。
だが矢張りペンは口ほどに物を言い、
「言った」結果が映像化され、映画・TVが作られ、
また映像の無いラジオの世界でも、
それが人々に伝わっていくのだ。

ま、取り敢えずは結果を...。

■■映画部門■■
◆脚本賞
*ポール・ハギス 「クラッシュ」
  &ボビー・モレスコ
  (原案:ポール・ハギス)

◆脚色賞
*ラリー・マクマートリー 「ブロークバック・マウンテン」
  &ダイアナ・オサナ



■■テレビ部門■■

◆ドラマティック・シリーズ
*LOST JJ・エイブラムズ/キム・クレメン
カールトン・キューズ/レオナルド・ディック
ポール・ジニ/ブレント・フレッチャー
デイヴィッド・フューリー/ドリュー・ゴダード
ジャヴィア・グリロ・マーシュアク/リン・リット
アダム・ホロウィッツ/クリスティナ・M・キム
ジェニファー・M・ジョンソン/エド・キツィツ
ジェフェリー・リーバー/デイモン・L・リンデロフ
モニカ・メイサー/スティーヴン・マエダ
エリザベス・サーノフ/ジャネット・タマロ
クリスチャン・テイラー/クレイグ・ライト


◆新シリーズ
*グレイズ・アナトミー ゾアン・A・クラーク/アン・ハミルトン
キップ・コーニング/ステイシー・マッキー
ジェイムズ・パリオット/トニー・フェラン
ジョアン・ラター/ションダ・リームズ
ミミ・シュミー/ゲイブリエル・スタントン
クリスタ・ヴァーノフ/ハリー・ワークスマンJr.
マーク・ワイルディング


ってな具合。この賞の場合ターゲットが「脚本家」だけに、
テレビ番組の場合等は「番組」自体が賞を受けるのではなく、
「番組を書いた脚本家」に与えられるので、
シリーズ物であれば執筆した脚本化全てが受賞対象になる。
なので日本では全く陽の当たらないラジオの脚本家にも、
仕事が審査・評価され、表彰されるのだ。(日本でもやって!)

日本では「野島伸二脚本」「内館牧子脚本」と、
一人の人がシリーズ全てを書く事が多いが、
こちらは割りと協作が多く、
それにより一人に対する負担を軽減すると共に、
原稿の出来を競作させて作品自体の質の向上を図ったり、
単独執筆に起こりやすいマンネリ化を避けることも出来るし、
時には視聴率の調整もする事も有る。

当然視聴率を稼げる脚本家のギャラは高いので、
執筆者の数を増やすことによって、
ギャラの高騰を防ぐと言う役割も局側としてはある。

某脚本家に大金払って脚本を書かせて、
スポットを打ちまくり、ドラマ・スタート以前に、
それまでに収録できているシーンを織り込んだ特番組んだり、
全社で「社運を賭けてます!」的ドラマを製作したは良いが、
ちっとも視聴率が付いて来ないという事態に陥ったP、
何人も知ってるし...。(そう、アンタだよ、Kさん!)
ま、色々夫々の事情が有る様子...。

取り敢えずは賞レースの結果としては、
妥当な結果に終わったが、
個人的には昨年亡くなったピーター・ジェニングス氏の、
追悼番組を書いたスティーヴ・オルパリンと、
チャールズ・ギブソンが受賞してくれて嬉しかった。

さあ、この結果どう作用しているかが判るのが、3月5日。
「やっぱり、ブロークバック強いね~」という声が聞こえるのか、
はたまた「カポーティ」「クラッシュ」と聞こえてくるのか。
まだまだ私達のドキドキは続く...。

只今当ブログでは、「オスカー予想クイズ」 実施中。ココ!
「俺、こう思う!」「いや、私はこうよ!」と予想していて、
お時間が有る方は、是非ご参加下さい。
(プーですが、取り敢えず商品も用意しました)





++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
一読なさったら、こちらをポチっと押してチョ♪