死んでも若く在りたい | N e w  Y o r k B l o w -NYでもタコ焼きを焼く英国人へ-

死んでも若く在りたい

この5月、アメリカのファスト・フード・チェーンの、
ケンタッキー・フライド・チキンが「健康食品」のイメージを強調し、
且つ若年層顧客増加を狙ってロゴを変更するなどの、
「へーんしーん!」ってな事をやった。
(揚げモンで、「健康食品」って言われたってねー)

KFCのロゴは白地に赤を配色し、
創業者カーネル・サンダースの笑顔を大々的に取り上げ、
いかにも富を象徴するような肥え太った腹の、
白髭の姿をモデルにしていた。
が、「健康食品」らしいのでそれを印象付ける為に、
ちょっとカーネル君をヤングにしてみたらしい。

「白髪と白髭のデブなおじいちゃん」のカーネル君は、
「白髪と白髭で腹の少しへこんだおじいちゃん」に変わった。
以前は割と細い線で細かに描写したつくりだったが、
現在は以前より太くて単純な線を用い、
シワやあご肉を減らして細い面持ちに「整形」し、
コーポレイト・カラーの赤いエプロンをした姿で、
以前よりも「活気」を取り戻した格好になった。
評判が良ければ全世界1万1千店舗の分も変更する予定らしい。




L-新デザインのカーネル君
R-旧デザインのカーネル君

確かにLの方が、
若く見える...。
昨日のポールより若い??




以前ウチの兄弟が学生時代に酔った友人と帰ってきたんだけど、
その友人が酔った勢いでカーネル君を連れて帰って来た事が有って、
夜中に目覚めてトイレに立った時に、
玄関に誰かがじっと立ってるのを見てマジでチビりそうになった事が有る。
電気を点けて見るとそれがカーネル君で、
にこやかな笑顔でチビりそうな俺ッちを迎えてくれた事が有ったっけ...。
その後カーネル君には、拉致した店舗の近くの公園の電話ボックスから、
拉致店に自分で電話して貰って、店の人に迎えに来て貰ったなぁ...。
(;-ω-)y─┛ ←+遠い眼...。

カーネル・サンダースって言うニックネームも良いけど、
俺ッちは本名のハートランドの方が何か人柄を表していて良いと思う。
第一日本で食べるKFCは本当に上手く、
カリッと揚がっていて実に美味しいけれど、
アメリカで食べるととんでもなく油でベトベトのを出される時が有る。
もう、そんなのを出された日にゃあ、
「俺に脳血栓になって早死にせいっちゅうんかいっ、ごるぁぁぁぁぁ!!」
って叫びそうな位ベトベト。食えたもんじゃねえぇぇぇっ!ヽ(`Д´)ノ

在日時にKFCを取材した時にカーネルは、
本当に日本が大好きだったと聞いた。
それはなぜかと言うと日本の国民性が、
彼にはとても魅力的に映ったらしい。

だって日本で食べるフライド・チキンが世界一美味しくて、
カーネルの想いを込めたレシピを、
完璧以上に仕上げ、実践しているからだった。
日本の店舗視察に行き日本人が調理したチキンを食べた時、
自分が作ったチキンより美味しいと思ったそうだ。

そうした日本人の勤勉で実直な国民性が、
カーネルを日本という国の様々な扉を一つづつ開けさせていき、
90才を超えてなおも、遠い東洋の小国へと駆り立てたのだ。
毎回来る度に店舗視察と商品の味見をし、
その日本での店舗の清潔さ、最高の商品、
そして十分に教育されたスタッフの対応に目を丸くしたそうだ。

本家本元を唸らせた日本人の技術の高さは信じられるが、
当の本国のアメリカ人の技術は全くだ。
だがたまには当たりの店舗も有るので、
アメリカに来られた際は是非一度試して貰いたい。
勿論、ハズレが有る事をお忘れなく...。