キャンディキャンディのFinalStoryの中のあのひとについて、沢山の方々が考察されていて
それを読むだけでキャンディキャンディがどれだれ愛されてきたかよく分かります。
ブログ主はこの数か月に数回読んだだけなので、今後 繰り返し読むたびに時間の経過や
その時々の環境によって、物語の中で明確に語られていない部分についてお新しい発見をするかもしません。
それでも今ブログ主にとってはあのひとはテリィです。
物語の中の数々の伏線についてもテリィをを想像しましたが、前提として下記が主な理由としてあるからです。
1 愛の物語としてのこの小説では、恋愛対象として登場しているのはアンソニーとテリィしかいないこと。
アンソニーはもうこの世にいないこと。
2 名木田先生のあとがきで、続編ではなく書き直しだと言っていること。
書きなおしたと言っているのだから、漫画と小説は別のものとしてとらえたため。
漫画と小説は別のもの。テリィ以外なら書き直さないかなと。
3 漫画ではアルバートさんとの未来を予感させて終わってます。
アルバートさんは確かに誰がみても抜群の安定感で最後の相手として間違いない男性です。
ただどうしても養父であるという前提が・・・彼はもっと肉親(本当に血縁みたいな繋がり)的立場かと。
キリスト教的考えに基づくモラルや時代背景もある。 (ここだけ妙に現実的で浪漫がない50代
)
ただ、結局は名言されていない以上、そんな背景なんて考えずにキャンディの相手を想定して楽しんでほしいというのが原作者の意図かと思いますので好きに読めばよい、でいいかと思います。