あなたはAIツールを使っていますか?

今日、ドイツ人の友達が言っていた。
彼女は何ヶ月も前から予定をきっちり立て、
計画通りに進めることが当たり前だという。
国民性もあり、日本人のようにきっちりしている。
でも最近、その“すべてを完璧に管理しようとする生き方”
を手放したくなってきたのだと話していた。
「もっと自由に生きたい。もっと直感に任せたい」
彼女は語っていた。そして、私には
これからはまさにその時代がやってくると感じた。
私たちにちょうどその変化を促しているように思う。
テクノロジー、とくにAIの進化はすさまじい。
かつて人間だけができると思われていた
計算、分析、情報処理、ルーティンワーク……
そうした“左脳の仕事”は、AIが驚くほど正確に、
そして圧倒的な速さでこなすようになったのだ。
事務作業も、情報整理も、初期アウトプットも、
もはや「人間が頑張るべき仕事」ではなくなりつつある。
だからこそ、私たちは同じところに居続ける必要はないと思う。
AIは論理は得意だけれど、
“感性・創造性・共感・文化の香り”と
いった人間らしさは、まだまねできない。
最近の研究でも、AIは創造性を奪うどころか、
人間の創造性を「拡張する存在」になると言われている。
つまり、これからの時代、価値が高まっていくのは
右脳、心、直感、魂――
生きる歓びそのもの。
完璧に計画しなくてもいい。
直感で動いてもいい。
AIが左脳を助けてくれる時代だからこそ、
人間はもっと自由に、
もっと創造的に生きていいはずだ。
「右脳で生きる」とは、
理屈や計画よりも、感覚を大切にして生きること。
ただし、計画しない・考えないという意味ではない。
そうではなくて、
*直感を尊重する
ふっと湧いたアイデア、やってみたい気持ち
なんとなくの違和感──
そういう“身体が先に知っているサイン”
に耳を傾ける生き方。
*感性を使う
美しいものに触れ、
自然を感じ、
アートや音楽を味わい、
自分の心が動く方向を選ぶ。
*「計画より流れ」に委ねる
もちろん現実的な段取りも必要だが、
すべてをコントロールしようとしない。
“今の自分に合う流れ”を感じながら動く、ということだ。
*全体を見る
部分の正確さより、
ものごとの「全体の調和」や「心地よさ」を大切にする。
*生きることを味わう
効率より、体験。
結果より、プロセス。
評価より、歓び。
“いまここ”にいることを大切にする姿勢。
右脳的な生き方を取り入れると、
不思議と人生が軽く、しなやかになる。
人間は本来この右脳の感覚で世界を感じて生きていた。
それを社会の構造や教育が“左脳偏重”にしてきただけなのだ。
でも今、AIの登場によって再び
「右脳で生きる」ことの価値が戻ってきている
と私は感じる。
右脳で生きたい。