親との関係に、どこかモヤモヤを感じていませんか?

自分自身を見ていく過程で

親との関係の見直しを避けては通れない。

 

私たちは、今ここにいるということは
 
私たちの父と母が存在したから、
 
私たちが今存在している。
 
 
そして、

両親の嫌いなところは、

必ず自分の中にもある。

 

この言葉を聞くと、

少し胸がざわつく人も多いと思う。

 

そんなこと絶対にない。


「私は母とは違う」

「父みたいにはなりたくない」


そう思って生きてきた人ほど、

強く反応するかもしれない。

 

でも心理学では、これを

 

「シャドー(影)」と呼ぶ。

 

ユング心理学の概念で、

 

自分が受け入れられず否定した部分ほど、
 

他者の中に見つけて強く嫌悪しやすいという。


それは実は「自分の中にもある同じ性質」

を見ているということだ。

 

たとえば——


母親の“心配性”を嫌ってきた人が、


実は自分も「人を過剰に気にする優しさ」を

持っていたりする。

 

父親の“怒りっぽさ”を嫌ってきた人が、


自分の中の「抑え込んだ怒り」に

 

気づいていなかったりする。

 

つまり、「嫌い」は“似ている”のサインだ。

 

親を否定することで

自立しようとする時期がある。


それは決して悪いことではない。


そのプロセスは、個としての自分を

確立するために必要な通過点だ。

 

でも、いつか気づく瞬間が来る。


「親を否定すること=自分を否定していた」ことに。

そのとき、ようやく本当の意味での“自立”が始まる。


それは「反発」ではなく、「統合」から始まる自立だ。

 

両親を許すということは、

自分をまるごと愛するということ

 

ルイーズ・ヘイはこう言った。

“私たちは皆、最善を尽くしている。


そのときの理解と気づきの中で、

できる限りのことをしている。”

 

親もまた、不完全な人間だ。


その不完全さを受け入れることは、


自分の不完全さをも愛するということ。

 

統合の先に、自由がある。

 

親を否定する段階を抜けると、


そのエネルギーは“感謝”に変わる。


そこから、自分の人生は軽やかに進み始める。

 

親と同じでいい。


親と違ってもいい。


どちらでも、あなたは自由だから。

 

 

 

 

 

 

 

 

いつもありがとう

愛を込めて🥰