○ 失敗を怒らない!すると自己肯定感が高まる

今熊あやです。


私は今、2才10カ月の愛くるしい娘を育てています。





いや、育ててるんじゃない。

私自身が育てられていることのほうが、はるかに多い…キョロキョロ

そんな娘の失敗から、大きな学びを得ました。


あるとき私は、娘に数の概念を教えていました。

目の前には、5個のミカン。

大人でもそうですが、子供も1回教えただけでは理解できないので、何度も何度も同じことを繰り返し教えることで、徐々に身についていきます…。

2才児にとって、数を数えるのは簡単だけど、数を理解すること(数の概念)は難しい。


この5個のミカンを、娘は12345につづき「6、7、8、9、10」と数えます。

10まで数える。これが数回つづき、

私は思わず

「ちがうでしょ?5個しかないから、5でストップだよ!」

と言ってしまい、

娘は、「もうしないの」と、数を数えることをやめてしまいました。


娘の言葉にハッと自分の言動を振り返り、反省…。

”ちがう”って断言する言葉は、娘を否定しているし、1つの答えに向けて強制的に教え込まされてる感じがしちゃうよね。

それって楽しくない・・・窮屈だ・・・

それに、正解・不正解があることを漂わされて、娘はちょっとプレッシャーを感じてるようにもみえる。


そこで私は、かける言葉を変えてみました。

間違えても失敗しても良いから、もういっかい数であそぼ?」

すると娘は、

「いーよ」

と言って、5個あるミカンの数をかぞえ、間違えました。


お!おしいね~!もう少しでできるようになるね^^


否定するんじゃなくて、あとちょっとで出来る!というプラスな言葉をかけてみます。

すると娘は、

もう1回!

と何度も自らチャレンジしてくれるようになり、ミカンの数を上手に数えられました。


嬉しそうな娘をみて、思い出したんです。


私が子供のころ、悪気のない失敗をよく周りに責められたり、バカにされたり、怒られたな、怖かったな、悲しかったな、罪悪感があったな…と。

そして、いつしか失敗することが怖くなって、やってみたかった職業にチャレンジできないこともあったなって。


失敗を怒られたり責められると、自信がなくなって、自己肯定感が下がってしまうんです。


・何かができた時だけ褒める
・失敗したら責める、怒る

をすると、「~でないと私は認めてもらえない存在」と無意識に思いこんで、自分の存在価値は条件付きなんだと思い、承認欲求(認められることへの不足感)が強くなっていきます。


だから、子供の失敗は怒るんじゃなくて、がんばっているところを誉めてあげたり、認めてあげることが大事。

そうすると自己肯定感が身に付いて「挑戦し続ける意欲」も湧くんですね


(※いけないことをしたとき以外の失敗の話です。)


とはいえ、ついイラッ!として怒鳴ってしまうこともあるよね。

私もそうだった。

それは、親自身の自己肯定感の不足が原因だったりするんだよね。。


つづく…ランニング