違和感の正体

 

菅原千枝です。

 

<描き上げた作品は部屋に飾らない>と書きました。

 

 

 

でも、目に慣れない作品は部屋に飾ります。

 

目に慣れない作品は、いいと思う反面、なんとなくの違和感も感じます。

 

たぶんそれは、いつもと違う風景や状況にドギマギするのと同じ。

 

作品の場合のそれは、色合いです。

 

特に、組合わせたことがない色、使う頻度が低い色が、そう。

 

 

 

相性がいい、なじむ、組合わせがいい

≪色には決まりがある≫と思っていました。

 

でも、色のアレコレを知って、絵を描くようになって、そんなもの無いんだってわかりました。

 

描いている時、誰かが決めた決まりごとはどこかに置きざりにします。

 

 

 

作品の良し悪しには<目に慣れている>というのがあると思うのです。

 

描き上げた作品がしっくりこないのは、目に慣れていないからというのもあると思うのです。

 

だから、そういう作品は飾って、毎日見て、慣れていきます。

 

そうしていると『やっぱ好き』ってなります。

 

 

【今日、鏡が割れる】