今月の主人公は、自暴自棄でした。

お金があるのに家がなくなる。
夢に体を預けるよりもこの金で生活の安全欲しさに家を借りるか実家に帰ろうやら

いつからか
支離滅裂な行動を取りつつ
こころを乱していました。

家がないことがこんなにも心に
不安をもたらす物なんだと。

親は、すごい。

内地に行くときからの母の言葉がいつも残る。「苦労は若いうちに買ってでろ」

毎日、ご飯を五食食べておやつも出た、あの頃に戻りたい
優しい世界に生きたいと

でも良かったよ。
こっちに出て来て。
こんな状態でも親の愛を感じる。

今度は、また変なことを考えてしまった。

幸せ物だった。と
いつ死のうがいいなどと
将来が描けなくて酒を浴びては、路上に倒れこんでた
けど、どうしてかわからないパワーが俺を起こして家まで歩く

どうして立ち上がるんだ?
俺のエゴ。
生きたいと強く思うことは、
出会った人達の幸せをみたい。
その人それぞれの幸せの価値の体現を
見るまで死にたくない。

こんなことは、俺のなかで日本人の常識かなんて
本当に当たり前に思っていたが
こいつは、俺のなかのエゴだと気づいた。

立ち上がる時にそんなことで起き上がるんだから、本音と向き合った
そうだ、これが俺の傲慢な欲だ。

どんどんと家を引き払う日が近づいて来る。

日にちが近づくに連れてストレス性の皮膚荒れは、増す。

この症状が出てしまうと、もう感じることができないほど、ストレス負荷を身体に溜め込んでいる本当の黄信号だ。
友達がしょっちゅう
警察ざたの時の胃が痛かった時くらいのストレスがとてつもなく可愛げに思えて来た。

確かに職がリゾートアルバイトの住み込み即日で待つだけだけど
帝国ホテルがダメだったし。
望みどおりの稼ぎにならない。

こんなになるまでどうしても
「助けて」の弱音が吐けなかった。

というよりも誰に?

俺は、一体誰に身体を預ければいいのだ?
誰かを抱きとめることは、できても
俺が誰に抱きとめられるんだ?

誰かに真剣に会いたいとふと
考えてみると
大半が男ばかり

だけど、みんな真剣に生きているから余計に迷惑をかけたくない。

八方塞がり。

そんな中でこんな俺をみて
一人の女性が支えてくれた。
俺は、もう泣きながら声にだした。
「こわい、たすけて」
どんなに仲が良い女性にそんなことを
言ってしまった。

現実的な話、家族でも兄妹でもないのに。
そして言ってしまった。
「俺の小さな世界の中で一番大事な女です。」
完全に乱れ荒れ狂っていた。

なにもかもを壊してしまうんじゃないかと言わなかった言葉をいってしまった。むしろ、これの方が怖かった。

俺のことを好きだと言う女は、少ない話だけど
この人だけは、放したくない。
俺が唯一、異性の中で元気になれる人だから
こんなこと
言わなかったのに。

一度、素直になると少しずつ素直になれてきた。

津田沼に住む地元の友人の家に数日滞在しようと思ったが
友達なだけに、今は内定をもらっているので地元の友達が一人の居候している。また、この時期に関東の公務員試験のためにもう一人泊りに来る。
それでも大丈夫だと言ってくれる友達がいることに嬉しかった。

俺のちっぽけな世界の中で大事な人は、鍵を渡してくれた。愛でも恋でもない。大事なひと。


そして、今日は、
文京区の先生の家で昼頃に仮眠を取らせてもらった。

こんなにも迷惑をかけて
今も俺のために動いてくれる人がいるんだ。
夢を叶えなきゃ俺が廃る。
みんなが信じる俺になれるように
俺が信じる俺になろう。

やっと身体が震えるようになった。
怖いのは、まだ抜けていないが
人並みの感覚を取り戻した。

生きることは、なんて素晴らしいことなんだ。
生き抜くことは、どんなに素晴らしいことなんだ。

夢を追うのは、どんなに険しいか

人は、こんなにもひとりでは絶対に生きれないことか

こんなにも尊いのか
死など選ぶ物じゃない。
無様にでも生にしがみつこう。
つまるところ、アウトドアな部分

地球の自然との対話なのかと考えてみた。



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プロローグ

自分の中で厭な言葉がある。
『弱い』
自分が他人にそう思われることが憤怒を通り越して虚しく、既に諦めた気持ちになってしまう。俗に負け犬だろう。

例えば、僕が国家試験を是が非にも合格したくて、なかなか問題が解けなかった場合は別の問題だ。
憤怒より先に遣り甲斐を手に入れる事ができる。
しかし、僕の言わんと為る弱いの定義は『身体が弱い』貧弱、脆弱と言った圧倒的な暴力に対して弱い事。こればかりは、運命なり天命に至るDNAの象徴だ。僕の身体は、打撃に対してのみかなりの耐久性があると認識している。流石にヘビー級相手では、怪我をするだろうが、素人レベルならあまり痛覚を感じ難い身体なのだ。

長々な話題になってしまったが、野球選手だった新庄選手がインタビューの際に身体には、限界はありますが頭は、無限です。を支持するという事だ。

そうやって自分言い聞かせながら僕は、ある人気の少ない橋の下の空き地を目指していた。何故かって僕が聞きたいくらいだけれど、喧嘩なのだ。

経緯はこうだ。
高校卒業から大学へと進む際の春休みに、友人と飲み会をした帰りに肩がぶつかった。というあまりにベタな展開に内心、思わずチャンピオンに掲載されている漫画を想像して笑ってしまったのが決定打になってしまい、向こうは、酔っ払いで冷静な判断もなく殴りかかってきたから抵抗したのだが、それが上手い具合にクロスカウンターになってしまった。収拾がつかなくなり、向こうが人気の少ない場所へと提案したのだった。
本当に参ってしまうよ。
つまるところ、兵法として逃げの一手を射すつもりだったが、20の目を掻い潜り逃亡する手段が浮かばなかったからだ。相手側に決闘だから手出ししないと宣言された以上、男して引けないという誰が見ても馬鹿げたプライドが邪魔をする。
そんなこんなで宇陀宇陀考えていたらすでにゴング待ちの状態だ。ギャラリーも十人と多い、囲まれてリングを形成され、どうみてもリンチされているようにしかみえない。
仕方ないからやるしかない。
相手の攻撃を全て交わし
ヒットアンドアウェイスタイルでそつなく進むが打撃力が遺憾線ないため勝負は、つかない一方なのだ。
そして相手のほうが筋力は、遥かに上だが勝てない。つまり、弱いという符号をつけられる事がどうしようもなく切ない。
そんな刹那に僕の相手をいとも簡単に投げ捨てた若者が現われ出る。
『この勝負は、引き分けだ』
そいつは、その場を治めたのだ。
周りの連れもそいつの華麗に流れる動きに察したのか。尻込み、ぞろぞろとその場を去っていく。
僕はふとそらを見て感じる。
強いとは、やはりこいつの事を指す言語なのだろう、と。

そいつは、マイルドセブンの10ミリとずいぶんと渋い煙草に火をつけて一吸いしたあと『古武術をやってみないか。』と突然の一言に戸惑いも一瞬で消え失せ、僕は胸を張ってことばを唱えた。
『本当の強さがわかるならば。』

第一章
金とコミュニケーション



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