前回のBlog では、
父が他界したことをご報告申し上げました。
去年亡くなったも母も今回亡くなった父も、
葬儀は無宗教で略式の親族葬を執り行いました。
その後母の一周忌を迎えましたが、
私が実家に居れる期間が限られている為、
父の四十九日と抱き合わせで法要を行いました。
参列者からは香典を頂かず、
読経は喪主である兄がしました。
身びいきではありますが、
実の息子が両親の為に心を込めてお経を挙げる、
これに勝る弔いは無いんじゃないか、などと感じました。
日本では人が亡くなると、お通夜、葬儀、四十九日、
そして一周忌と、立て続けに行事が行われ、
その度は参列者は香典を主催者に渡す。
日本は高齢化社会突入しており、
葬儀関連の行事の度に多額のお金が飛んでいくとすれば、
行事に出席すること自体が大変だ。
死んだ人間の為に生きている人間の経済的負担が増えるか、
金銭的理由で行事を欠席するなんてことになるだろう。
故人も心苦しいのではないかな。