America と北朝鮮。
全く違うように見えるこの二つの国は、
実は、意外に共通点が多い。
その一つは、
両国とも軍事産業を Business とし、
他国への武器売却によって利益を得ているということ。
ただ、その違いは、
America の軍需産業の規模の方が桁違いに大きいことと、
北朝鮮の軍需 Business は悪だけれども、
America の軍需 Business は善であり、
正義であるという「通説」ができているということ。
で、今後の流れとしては、
北朝鮮、China といった、
日本侵略を狙う東 Asia の国々の脅威から日本を守る為、
という意義づけの元、
America から日本への武器売却が促進されるでしょう。
かつて米ソ冷戦時代、
Ronald Reagan 大統領は、
ソ連の脅威から日本を守ってあげてる America、
という立場を生かし、
日本の中曽根政権に、
日米の貿易摩擦を解消するように圧力をかけました。
中曽根首相は、 自ら Salesman となって、
「日本の皆さんも、
America の製品を買いましょう。」
と言って、
日本人がもっと America の利益に貢献するよう働かけました。
時は流れ、この度は北朝鮮、
China といった国々が新たな日本の脅威となりました。
そして奇遇にもTrump 大統領は、
「America には日本車が沢山走っているのに、
日本では Cadillac が走っていない!」
と、またしても日米貿易摩擦問題を強調しました。
しかし今、状況は Reagan 大統領の時と違って、日本が America から買えるものが極端に少なくなってしまいました。
かつてAmerica の政治家か誰かが、
「日本は Ameirica に自動車や電化製品を売って、
代わりに America は日本に小麦粉や肉、
いわゆる農産物を売ってる。
これじゃ先進国と発展途上国の関係じゃないか。」
とぼやいたそうです。
Business man として期待される Trump 大統領ですが、
Trump 大統領がいくら sales 手腕を発揮しても、
America 車は日本では売れない。
ということで、
「Cadillac 買わないんだったら、
Missile 買いなさい。君達も必要だろうし。」
という流れになる。
これは Trump 政権と安倍政権の間では既に決定事項になっているようで、Trump 大統領は安倍首相との共同声明で 「日本が、自分の国を自分で守れるよう、防衛力を高めてあげる。America もできるかぎり協力するから。」
と言ってました。
今まで、America の意向に逆らった政治家達は、
失脚したり、解任されたりしているという事実があるので、
日本の政治家たちも、
この流れには簡単には逆らえないでしょう。
もし強硬に逆らえば、
本当に政治生命が危うくなるでしょう。
勿論、
Am,erica が単なる親切心で日本と貿易する訳もなく、
ワクワクしながら、
日本への武器輸出の
「お買い物 list」
を準備していることでしょう。
ただ、日本にとっても、
悪い話ばかりではない。
むしろ日本は、この機会を利して、
防衛力を高めることに力を入れるべきでしょう。
日本が軍備を増強すれば、
戦争につながるから反対、という人もいます。
実際、日本の軍事力を高め、
戦争できる国になろう、という人もいます。
しかし、私としては、日本は、戦争を抑止し、
平和を維持するために軍事力を整備すべきだ、
と考えています。
侵略勢力とは、
血に飢えた獣のようなもので、
命の尊さを説いても通じない。
かつて聖徳太子は、
China(当時隋)の陽皇帝に対して、
「日出るところの天子、
書を没するところの天子にいたす。」
という手紙を送った。
ここに Hint がある。
「和をもって尊し。」とか、
「厚く仏法僧を敬え。」とかいう考えは、
日本国内では通用しても、
同じ考えが通じない国家や人物が、
この世界には存在する、ということを、
聖徳太子は既に知っていたのです。
侵略者達は、人の痛みは分からなくても、
自分の痛みは分かる。
だから、
日本を侵略しようとする国家主権者達に、
侵略を踏みとどまらせる道は、
「日本を侵略なんかしたら、
君達は間違いなく死ぬよ。
だから、下手な気を起こさんことだね。」
と、愛をもって伝えてあげることなのです。
「愛は地球を救う」
仏教には
「力愛不二」
という言葉がある、
侵略者達に無用な罪を犯させない為にも、
少なくとも現時点では、
日本を侵略する国の主権者は確実にしとめる、
と侵略者達に知らせ、
恐怖感を抱かせる必要がある。
といっても、
日本が勝手に軍備増強なんかしたら、
China あたりが、
「かつて Asia を侵略した日本が、
再び軍備を増強している!
日本の軍事大国化を憂慮する!」
なんて、不快感をあらわにすることでしょう。
国防上、日本は、
China が不快に感じることをやるべきでしょうが、
China は、世界世論を巻き込んで、
日本が軍備増強することを非難するかも知れません。
日本は、China に比べて Propaganda の力が弱い。
弱い、弱すぎる。
「沈黙は金」
と考える伝統を持つ国は、
「嘘も百回言えば本当になる。」
と考えている国に対して圧倒的に不利です。
そこで、日本としては、日本の軍事力は、あくまで戦争抑止と平和維持の為だという主張をする必要が出てくる。
ならば、
日本の軍備の目的が防衛の為であるという主張は、
America にやってもらったら良いのです。
なぜなら、America は、
日本への武器売却の当事者だから、
日本の軍備を正当化し、他国の批判を抑え、
説得しないといけない立場にあるからです。
痩せても枯れても、
長年世界の支配者として君臨してきた America です。
世界の多くの国々は、
America のいうことは聞かざるをえない。
虎の威を借るなんとかになりますが、
ここは、America の力を利した方がいい。
第二次大戦後、
America は日本を武装解除しました。
その日本に対する武装解除を解除する国も、
やはりAmerica なのかも知れません。
そして、
China が反対することに America が賛成するということになれば、
ここで、米中関係に亀裂が生じます。
日中関係がいくら悪化しても、
America にとっては他人事です。
しかし、
米中の関係自体が良好にならなければ、
結果的に日本の国防にとって plus になります。
日本にとって、
当面の脅威は北朝鮮と China ですが、
日本の最終目標としては、
America に頼らなくても、
自国を防衛できる国になる、ということ。
その時初めて、日本は、
America と対等な立場で、
交渉の席に立つことができるでしょう。
道は遠く険しい。
ただ、
日本がいつまでも America に依存し続けることは、
全くおすすめできません。
America もまた、
没するところの国なのかも知れないのです。
たとえ時間がかかったとしても、
日本が本当の意味で、
国家主権を取り戻す道を進むことが望まれます。