「史実」を学べない歴史の授業 (America 編 5) | Subaruのブログ

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以前の blog で、
聖書の選民思想においては、
選民は価値があるけれども、
それ以外の者達は馬糞のようなものである、
と考えられていると書きました。

では、なぜ、
そのような極端な考え方になるのか?

今回はそのことについて少し書いておきます。

前に書いた内容もありますが、
補足も含めて書いておきます。

聖書の記述によれば、
神は自分の似姿として人間始祖 Adam と Eve を創り、
彼らを祝福し、
神が、彼らに与えた戒めさえ守れば、
この地上にあるもの全ての支配権を与える、
と約束されたそうです。

しかしその後、
Satan に誘惑された Adam と Eve は、
神の戒めを破り、堕落して、神の敵、
Satan の眷属となってしまいます。

それ故、
神が Adam と Eve に与えた
「この地上の支配権」という祝福は、
彼らが堕落した時点で無効になっています。

それどころか、
聖書の人間観に純粋に従うならば、
堕落した Adam と Eve の子孫として生まれてきた人間は、
生まれながらにして罪人であり、
神にとっては価値がないどころか、
むしろ忌むべき存在になってしまったというのです。

しかし、その後の聖書の話によれば、
その昔、Abraham なる人物が現れ、
神に対して絶対信仰を立て、
Adam の Eve の罪を元返して、
神の祝福を復帰した、
と言われています。

ということで、神はこの、
Abraham の子孫である Israel 民族に限って、
「この地上の支配権」
という祝福を与えることになった、
という話になります。

だから、Israel 選民にとっては、
他民族の持ち物や土地でも、
選民が奪い取り、
他民族を自分達の支配下においてもいい、
という考え方になる訳です。

かつて、Egypt で奴隷をしていた、
教養も知性も技術にも、
非常に乏しかったであろう Israel 民族は、
ある時その Egypt さえも脱走して、
な~んにも無い人達になってしまいました。

他民族の持ち物を奪い取ることが「神のみ旨」だという彼らの民族神が、
彼らにとっては、大変有り難い神様で、
彼らにとっての最後の拠り所になったとすれば、
大変合点がいきます。

しかし、このような Israel 民族の考え方は、
他民族にとっては、
たまったものでは無かったでしょう。

この、周辺諸国にとっては、
理解不能の考え方をする危険きわまりない民族と見られていたであろう選民達は、
最終的に Rome によって滅ぼされ、
姿を消してしまいます。

しかし、
この滅ぼされた元祖選民に変わって選民として名乗りを上げたのが、
Europe の白人種達でした。

侵略性の強い彼らにとって、
「この地上の支配権」や、
他民族を侵略したり他国を植民地化することを「神のみ旨」
として正当化するこの選民思想は、
大変魅力あるものだったに違いありません。

しかし、Israel 選民でもない彼らが、
そのままでは選民の立場に立つことはできません。

そこで彼らが用いた手段が、

他ならぬ、彼らのご本尊様である

「イエス・キリスト」でした。

話の流れはこうです。

昔、神は Abraham の子孫に、
選民の位置を与えたんだけれども、
神が彼らに使わされたイエスを信じず、
十字架に掛けて殺してしまったので、
Israel 民族は選民の資格を失い、
選民の位置は、
イエスを信じる Christian 達の手に渡った、

とう考え方です。

その後、この、
「自分達こそが神から選ばれし者」
という考え方をする Europe 人達によって、

南米や Africa 大陸は、
ことごとく植民地化されてしまいました。

彼らは、他国を侵略する際に、
先ず最初にキリスト教を紹介し、

「イエス」という人物を分別基準として、

イエスを救い主として受け入れない者は殺し、
イエスを受け入れ、改宗した者たちは、
奴隷にして使う、

というような、
侵略と植民地化政策をおこなっていたようです。

それにしても、
自分の名がこんな使われ方をするとは、
イエス様自身もビックリ、
という感じでしょうか。

十字架上の絶命寸前の時まで、
愛と平和と許しを説き続けたイエス様にとっては、
大変お気の毒なことになってしまいました。

Europe の世界侵略において、
先手を取ったのは、
かつて無敵艦隊を誇った Spain, Portugal でした。

彼らは世界侵略に王手をかけるべく、
Asia に向いますが、
彼らの前に立ちはだかったのが、
他ならぬ「日本」でした。

日本にちょっかいを出した Spain, Portugal は、
日本を攻略できなかったのみならず、
その後 England との海戦にも破れ、
覇権を England に譲り渡すことになってしまいます。

そして、England は北米へと帆を進め、
その後、北米の地を奪い取った者によって、

「America 合衆国」

という国が打ち建てられます。

この、北米を占拠したイギリス人達は、
「神の正義」を前面に打ち出しながら、

先住民達を殺戮し続け、
黒人奴隷を持ち続けます。

この、
人間目線で見れば支離滅裂で矛盾だらけのように見えることは、
彼らの持つ、
「選民思想」という独特の思想によって、
公然と正義の名によって行なうことができたのです。

今回、
ここで一つ明記しておきたいこと。

彼らは、彼らの持つ思想に基づき、
彼らなりの信念に従って世界進出を目指したのでしょうが、
少なくとも、彼らの心の中には、
そして、
当時の世界常識の中には、

他国を侵略したり、植民地化したり、
他民族を奴隷にしたりすることは、

悪いことだという概念は、

無かった、

ということです。

この点に関しては、
また後から書きますが、

このことを把握しておくことは、
とても重要なことだと思うので、
記憶の中に入れといて頂ければ幸いです。



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