仲の良い父子ではなかった。と言っても、ケンカしてたわけじゃない。ケンカすることさえない父子関係。子どもに無関心だったんだな。


そんな父が、孫が生まれて別人になった。「おじいちゃん」って呼ばれてデレデレしてる父を思い出す度に、今でも苦笑してしまう。孫の可愛さ、恐るべし🤣


遺品整理たらノートが出てきて、『孫来る』『孫帰る』の記録が、几帳面な文字で、日付と一緒に書き連ねてあった。


母はいつも「来るときはいいけど、帰るときはイヤだ」って言ってた。父は何も言わなかったけど、同じ気持ちだったのかな。


母はいつも玄関まで小走りに迎えに出てきたけど、父は知らん顔だった。ヤセがまんだったのかもしれない。本当は待ちかねていたのかもしれない。


なのにわたしの結婚生活の修羅場のせいで、亡くなる前の数年間は帰省せず。つまり、ずっと孫に会わせてあげられなかった


自分のことでイッパイイッパイだった、あの頃は。でも、やっぱり申し訳ないと、思う。


今日は父の遺影に謝罪する日です