東北だけの放映だったみたいだけれど

家庭医を養成しようという取組みを伝える番組が放映された


「家庭医」というのは 診療科の枠を超えて

ひとりをまるごと 診療しようというお医者様のこと

「私全体を診てほしい」と願っている私としては

この種の取組みは ありがたくて涙がでるほどだ


でも 現実にはどうなんだろう

専門医だから その分野の病気を極めて

極めているから 安心してお任せできる


人間ひとりが何もかも一手に引き受けることが

はたして 現実に可能なんだろうか?



アメリカでは 一人のがん患者を

複数の診療科の医師が担当する

私の例で言うと

乳腺外科の専門医

婦人科の専門医

内分泌系疾患の専門医(甲状腺にしこりがあるので)

神経内科の専門医(頭痛があるので)

というラインナップになるのかな?


それぞれが専門知識を駆使して

ミーティングを重ねながら 治療方針を決定していく


これが 理想的な治療体制なんじゃないかと思うけど

どうなんだろう。。。



ただ 不調を感じたとき どの診療科を受診すればいいのか

さっぱりわからなくて困るのも事実



わかっていることは

医療現場の人たちが患者の立場に立って

新しいシステムを整備しようと苦慮してくれているということ

これは 本当にありがたいことだと思う

感謝したい

私には間に合わなかったとしても

私の子どもたちが その恩恵を受けることができたらいいと思う


医療者のみなさん!

期待しています!

頑張ってくださいねっ!