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いまの世の中を「昔よりも良くなっている」と感じている人が少ないらしい。

 

科学技術の発達で、生活はドンドン便利になっているのに、なぜ?

 

その1つの原因は「人間関係が希薄になっているから」と言われている。

 

なぜ人間関係が希薄になるかといえば、一人ひとりが周囲の人に配慮をしなくなったから。目に見えるものだけに注意し、目に見えないものに気づかず、無視する人が多くなったから。例えば、「人の心」は目には見えない。だから軽視して、相手の心がどう感じるか、気遣いなしの行動に出たりする。

 

しかし、目に見えないものは、目に見えるものよりも大事なことが多い。そもそも、目に見えるものなど、わずかなもの。例えば、テレビにしても、都会では百数十のチャンネルが受信可能だが、自分が「今」この瞬間に見る事ができるのは、たった1つのチャンネルだけ。

 

その「見えないもの」を見る方法がある。

 

■「人の心」は目に見えないが、「心づかい」は目に見える。

 

■「人の思い」は目に見えないが、「思いやり」は目に見える。

 

■「気」は目に見えないが、「気配り」は目に見える。

 

そういう目に見えないものを、さまざまな形で見ることが、「配慮」であり、かつての日本の社会は、そうやって穏やかな社会をつくって来た。いま、それがなくなったため、人間関係が希薄になって混乱し、社会が複雑になっている。だから、“暮らしにくい世の中”になってしまった。

 

その大きな問題と課題を見過ごしているのが、現代の社会。

 

このことを今、誰も分からなくなっている。分からないままで解決しようとするから、見当違いの事をしてしまっている。例えば、風邪をひいたり、頭痛がするのに、お腹のクスリを飲むようなもの。腹痛を治すクスリをいくら飲んでも、風は治らないし、頭痛も治りません。今の日本の政治や行政は、そういうことをやっている。

 

“阿吽の呼吸”

 

ちょっとした「思いやり」と「気づかい」が世の中に満ちていけば、穏やかに暮らせる社会が実現するはず。

 

 

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■「人の心」は目に見えないが、「心づかい」は目に見える。

 

■「人の思い」は目に見えないが、「思いやり」は目に見える。

 

■「気」は目に見えないが、「気配り」は目に見える。

 

 

 

God bless you !!!