氷河期のあと、

僕は生まれた・・・


パメリアの双子の兄として・・・



この世に誕生して、すぐに

僕とパメリアは引き離された。


パメリアは、お爺様のところで、

僕は、この時代の掟に従い

牢獄のような場所へ・・・



・・・・・・・




そして月日は流れ、

二十歳になった僕は

不思議な女性と出会った・・・


なにか心が通じ合うような

テレパシーのような

口にしたら誰もが大笑いするような

その名の通り、、、不思議な女性。



心が通じ合うせいか

その女性とは、

すぐに恋に堕ちた・・・

名前を『permeria』というらしい。



なぜか、僕は変な気分になった。



『permeria』・・・

初めて聞いた気がしない。

以前にも、どこかで聞いた気がする。



しかし、

そんな筈はない。

僕は生まれてすぐに

牢獄のような場所へ捨てられたのだから・・・




きっと、気のせいだ・・・・・










・・・・・・・・・・







『permeria』と出会って

4年が過ぎようとしていた、ある日。


2人で話し合っていたことに

結論がでようとしていた。





『一緒に暮らそう。』




2人は決心し、

『permeria』のお爺様の住む街へ

でかけることにした。





はじめ、

パメリアのお爺様は快く僕を受け入れてくれた。


そう・・・

僕の名前を告げる前までは・・・





その後の

お爺様は、血相を変え

僕を追い払った。



「お前らは、兄妹なんだぞ!」




・・・えっ?

兄妹・・・





そうか。

だから、通じ合う気がしたのか、、、









・・・・・・・





それから、

僕とパメリアは婚約をなかったことにされ、

会うことも禁止された。








1年経っただろうか・・・・


風の噂でパメリアが婚約したということを

聞いた。




僕は、それを信じきれずに

パメリアのお爺様の家へと向かった。





そのときのお爺様は、とても穏やかだった。




「パメリアは、今とても幸せにしとるよ。

 君も兄として、早く良い人を見つけなさい。」




このとき、僕は何か違和感を感じた。


だが、今は

パメリアに会って、ちゃんと話が聞きたい。







その日の夜。


僕は、御忍びでパメリアに会いに行った。


そこで僕はパメリアから

思いもよらぬことを耳にした。




「私、いろいろ調べてみたの、

 私たち、双子でも兄妹でもないの!」





パメリアの言葉に

はじめ驚きを隠せなかったが

すぐに、さっきの違和感を思い出した。






・・・・そうか、パメリアの兄である僕にとって

 お爺様は僕のお爺様でもあるのに

 お爺様は僕の名前を呼ばずに『君』って・・・







僕たちは必死で走った。


2人だけの世界を目指して。。。










だが、3ヶ月もしないうちに見つかってしまった。





パメリアの婚約者は、

このあたりでは、有名な貴族の家柄らしく

その力を使って、




~また僕らは引き離されてしまった~











・・・・・・




その後の僕は、

今度は本物の牢獄へと入れられ、

一生を終えることになる。





死ぬ間際に教えてもらったことがある。








『僕とパメリアの本当のお爺様は

 パメリアが幼い頃に亡くなっていたということ。』





『僕とパメリアが本当に双子だということ。』
















私の片割れの、お兄様の意思を

受け継ぐ方へ・・・


あのとき、伝え切れなかった思いを

あなたに伝えます。


そして、嘘をついてしまって

ごめんなさい。