パート代は月25万円」と言い放ったのは安倍晋三元首相。
 
「安倍さんが首相だった当時の予算委員会内での発言でした。例え話として安倍さんは“働いていなかった妻が働き始めたら、わが家の収入は例えば私が50万円で妻が25万円だったら75万円に増える”と話しました。この例え話が波紋を広げました。まず夫の月給が50万円からして経済感覚が庶民とかけ離れすぎています。安倍さんは“例え話だから”としていましたが、例え話だとしてもズレすぎ」(前出・ジャーナリスト、以下同)
 
 パートで25万円を稼ぐのにいったい何時間働けばいいと思っているのだろうか。安倍氏が25万円を、お小遣い程度に思っていることが露呈した言葉だった。
 
「小泉チルドレンとして初当選した杉村さんは当時まだ24、25歳で“料亭に行ってみたい”“新幹線のグリーン車に乗り放題ですよ!”とつい本音を言ってしまった。年間約2100万円の歳費と同1200万円の文書通信交通滞在費が支給され、移動の際はグリーン車に乗れる。しかも1人10万円近い料亭で会合し放題。こんな世界があるのか、と目を見開いて話していた杉村さんは素直だなと思いました(笑)。議員としての素質は欠けていたと思いますが……」
 
 数々の議員が、カネに関してトンデモ発言を繰り返す永田町。政治とカネがクリーンになる日は来るのだろうか。
 
森喜朗
 
「子どもを1人もつくらない女性を、年取ってから税金で面倒を見るのはおかしい」(2003年)
 
麻生太郎
 
「カップ麺は1個400円くらい?」(2008年)
 
「カネがねえなら結婚しないほうがいい」(2009年)
 
「老後は2000万円必要」(2019年)
 
安倍晋三
 
「パート代は月25万円稼げる」(2016年)
 
鳩山由紀夫
 
「給料減って、今サラリーマン平均1000万くらいですか?」(2009年)
 
石原伸晃
 
「最後は金目でしょ」(2014年)
 
杉村太蔵
 
「料亭行ってみたい」(2005年)
 
「新幹線のグリーン車乗り放題ですよ!」(2005年)