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アニメ「シティハンター2」の主題歌だった

PSY・Sの「Angel Night」を今回ピックアップ♪




え~と・・・調べてみたら1988年放送でした(笑)




アニメ1・2共に再放送でどっぷりはまったんですが、

アニソン大好き時代にはまさに「シティーハンター」は王者でした♪




それまでアニメ主題歌と言うと、そこに登場するキャラクターのための、

言わばストーリーを盛り上げる役割を担っていた曲が多かったのですが

(そこにアニソンの真髄や青春がすべてありましたが・・・)




徐々にアーティストの方々のタイアップ形式が取り入れられて

行きまして、アニソンの在り方も変わっていった時期だったと思います。




しかし、自分がそうだったのですが、アニソンしかほとんど聴いたことの

無かった方が様々な音楽を聴き出すきっかけになった時代でもあったのかと・・・。




僕は小学生のアニソンしか聴いたことが無かった時、周りに

あまり音楽に詳しい人がいなくて、「アニメとかじゃなくて音楽だけ

もっとやっている人っていないのかな?」って本気で思っていました(笑)




今の若い方たちには絶対に考えられない環境ですよね(・・;)




そんな自分が、ちょっとポップな曲から少しずつロックの味を知る

足がかりとなったのが、このアニメだったのかな?と思います。




“1”には小比類巻かほるさんや、TMネットワーク・・・

“2”にPSY・SにFENCE OF DEFENSE・・・




すべて主題歌から、それぞれのアルバムを聴くようになりました。




その中でも、ヴォーカル“Chaka”さんの声が可愛くて

たまらなかったコンピューター音楽アーティスト(勝手に命名・笑)の

先駆けPSY・S(サイズ)。




何と言っても作曲・編曲者の松浦雅也さんがすごい方ですよね。

なぜに20年前でここまでの音を出せていたのか・・・(笑)

考えても解決出来ないほどのアレンジ、松浦さんギターもベースも

ご自分で弾いてレコーディングされていたので恐れ入ります!!




PSY・Sの曲もたくさん素敵な曲があります・・・

シティーハンターの挿入歌でもあった「Earth~木の上の方舟~」も

すごい大好きな曲ですが、とりあえず主題歌のロックな方を(笑)




この曲は8ビートなんですが、シンセで16分をけっこう刻んでいるので

かなりの疾走感ソングです。

音としてはTOM★CATとTMネットワークの間くらいの雰囲気です(笑)

時代もですね(^o^;)




この曲は主人公“冴羽 リョウ”(漢字が見当たらず・・・笑)の

一人シーンがオープニングバックの映像として流れているので、

どこか孤高感の漂う仕上がりですが、そこがまたカッコいい!!




Bメロの歌詞が好きですねぇ。

♪背中と整えられた~って、“と”が3つ続いていて、けっこう発音の

ハードル高いです(笑)

それではコード譜・・・★







   「Angel Night~天使のいる場所~ 」


   作詞:松尾 由起夫  作曲:松浦 雅也





G                 Am     F             C

イルミネーション  真下に見下ろし  夜を昇っていく  エスカレーター




G             Am      F        C   G

凍りついた  ビルの谷間を  ヘッドライトの  河が流れる






Em             F    Em         Am

最初に 好きになったのは声  それから背中と整えられた指先




Em             F    Em            F   G

ときどき  黙りがちになるクセ  どこかへ行ってしまう心とメロディ






C           G        F

angel voice   名を呼んで  耳すます  echo

 



C           G       F

shining smile  風に散る  花びらと  kiss




C         G        F

angel voice  新しい  なつかしい  echo




C           G        F

shining smile  急がずに  ありのまま  kiss





原曲キーです♪




やっぱり最近の曲に比べるとシンプルなコード進行ですね!




でも一見簡単そうな進行のように思われている中でも、A・Bメロの

マイナー感を出している雰囲気のところでスタートコードを

どマイナーの“Am”で進めないで“G”や“Em”にしているところで、

張りつめた都会の緊張感をうまく出しているような気がします。




Aメロの初っ端で、Amのキーでいきなり“G”から切られると

背筋がピーン!とさせられますね。

会社で急に社長が現れた!みたいな感じで(笑)




それにしてもアルバム通して聴くと20年前の曲たちとは思えないですねぇ・・・