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このような場所に来ていただき、誠にありがとうございます!!
ここでは、様々なジャンルの小説を書かせていただきたいと思います。
中②なので、変な文章になってしまうかもしれませんがw、ご指摘やアドバイスなどのコメントをいただけたら幸いです。
では、小説black~天空の枯れ烏~を、どうぞよろしくお願いします!!
ジャンルは、サッカーでございます。
第一就 伝説のコンビ、誕生!
「えー、それではこれにて、凪澄中学校の卒業式を、終わりにしたいと思います。一同、礼!」
鮮やかな桜に囲まれた凪澄中学校は、卒業式という中学生活で最後のイベントを終え、友達同士で写真を撮ったり、涙を流しながら抱き合ったりと、様々な思いを分かち合っていた。
卒業。
一見、悲しい事のようにとらわれているが、それは新しい出会いでもある。
卒業。
一見、喜ばしいことのようにとらわれているが、それは大きな別れの悲しさでもある。
それぞれの生徒が様々な思いを抱え、中学生活を華やかに終えた。
風が吹き抜ける。
誰もいない、綺麗に整備された土のグランドに、その少年、眞竹 隼人 は一人立っていた。
「高校行ったら、俺の何倍も強い奴がいっぱいいるんだろうな~」
卒業式を終え、まっさきにグランドに一人駆け出した隼人の目は、輝いていた。
「それより高校行けんのかっ!ってお前は~」
小学生時代から隼人と一緒にサッカーを続けてきた、伊吹 雄也 が言った。
「お前はいいよな~、成績はオール5、サッカーはナショナルトレセンまで行っただろ?おまけに彼女までいやがるし・・」
隼人が少し嫉妬した様子で言った。
「あははっ、ひがむなよ隼人~。お前もがんばりゃ行けるって!」
「それにお前には元気がある!それで十分だ!」
雄也はいつもこうだ。
「元気だけ見たいな言い方すんなっ!お前とは違うの、俺は」
「あー、そーいやさぁ、あいつは?」
隼人が何かを思いだしたように聞いた。
「分からない。あいつ、ずっと練習にも来てねーんだよ」
なぜか雄也は怒っていた。
「あいつ、才能はあるのにぁー。もったいねーや」
雄也が続けて言う。
「まぁ、何とかなるって!」
「何とかなんねーよ、あいつはよ・・」
彼らが言っている「あいつ」というのは、小学生時代同じチームでやっていた、 流川 達樹 だ。
中学校に入り、隣町の中学校に通った達樹は、雄矢と同じJクラブジュニアユースに入っていた。
しかし少しづつ練習に顔を出す機会が減り、最近ではまったく見ないそうだ。
「あいつが練習サボるとは到底思えねーし、やっぱ何かあったのかなぁ・・」
今度は雄矢が心配そうに言った。
「高校行ったら会えるかもな!」
隼人が言う。
「そうだな。悩んでもしかたねーや。あいつのことだし、ボールさえありゃどこでもサッカーしてるだろ!」
「だっろ~?あいつに限って病気とか怪我は絶対ねーよ!」
「なぁ、雄也」
「何?」
「高校行ったらさ、Jユースやめて、高校でやらねぇか?」
「何だ、お前が俺を誘うなんて、珍しい」
「俺、もう一回お前とコンビ組みたいんだ」
「隼人・・マジか・・?」
「あぁ、マジだ」
「なぁ、高校来いよ!」
「俺たちでさぁ、強くしよーぜ!」
「隼人・・・」
「どーした?さっきからよ~」
「俺、本当はずっとJユースやめたかったんだ」
「・・え?」
「俺さぁ、どうしても監督のやり方が嫌いでさぁ。あいつ、俺のプレイが気に入らないからって、最近は試合にも出さないし・・。それに、何か、サッカーやってても全然楽しくないっていうか・・」
「雄也・・・」
「隼人!俺、高校でやりたい!無名のチーム強くして、いつか、国立のピッチにたちたい。Jユースなんてぶっとばして、あのクソ監督を見返してやりたい!!」
「そうか!!雄也!!一緒にがんばろーぜ!!」
「あぁ!!今、俺たちの伝説のコンビ、」
「誕生だぁ~~!!」
伝説は、今、幕を開けた。
枯れ烏が今、試合開始の笛を吹く。
高く、響く、あの天空に、
いつか、辿り着く。
