今週末、Strikefoceで川尻達也vsギルバート・メレンデスのライト級タイトルマッチが行われます。
念のため説明しておくと、Strikefoceとはアメリカの総合格闘技団体で、総合格闘技とは「バーリトゥード(何でもあり)」の前提で、あらゆる格闘技をミックスしてスポーツ化したものです。
昔日本にあったPRIDEがまさにそれでした。
「死んだ」と言われて久しい日本総合格闘技界ですが、今回のStrikefoceで惨敗だと本当に死にます。
なぜなら、今回は川尻だけでなく、日本唯一のメジャー団体DREAMの現役王者も参戦するからです。
ライト級王者青木真也とフェザー級王者高谷裕之。
青木はライト級では世界屈指の寝技師、高谷は元ヤンキーで殴り合い上等の熱い男です。
もしこの3人ともが惨敗するようなことがあれば、日本国内で世界に通用する選手はいないということになってしまいます。
さらに川尻と対戦するメレンデスは、去年、当時日本人で唯一世界トップクラスの実力をもっていると思われていた、青木をボコボコにしています。
その青木は川尻をタイトルマッチで倒しています。
これがジャンケンなら、青木に勝ったメレンデスは、青木に負けた川尻より強い、ということになりますが、そんなことは考えてはいけません。
青木は寝技を封じられて何もできませんでしたが、川尻のファイトスタイルはメレンデスがどんな作戦できても対応できると思われます。
さらに川尻は去年の大晦日、Strikefoceでメレンデスに次ぐ実力者のジョシュ・トムソンを倒しています。
ちなみに同じ日、一方の青木はK-1ファイターの長島☆自演乙☆雄一郎に総合ルールでKO負けするというありえない失態をおかしていました。
しかも、ミックスルールの1RのK-1ルール(相手の土俵)で散々逃げ回ってせこいことした挙句、2R総合ルール(自分の土俵)で瞬殺されるという最高にかっこ悪い負け方で。
そんないろんな因縁があるだけに、この大会の意義は高まります。
何度も言いますが、3人ともが惨敗するようなことがあれば、日本総合格闘技界は終わります。
世界最高峰のUFCで岡見勇信が孤軍奮闘していますが、日本を離れて久しいので、岡見が活躍しても日本総合格闘技界の復興にはつながりません。
国内でもう一つのメジャー団体だったSRCはスポンサーのドンキホーテが撤退し、解散間近。
DREAMは選手にファイトマネーが払えず、次の大会が開催できるとどうかも分からない。
日本総合格闘技界は瀕死の状態です。
川尻、頼むから勝ってくれ。
いや、万が一負けたとしても意地を見せてくれ。
あと、青木と高谷も相手あんまり強くないみたいだから、何とか勝ってくれ。
そうでないと、本当の本当に終わってしまう…。