老神温泉
渓谷沿いに温泉宿があります。
渓谷沿いに温泉宿があります。
宿泊はホテル山口屋
夕食時いろいろ女将とお話をしました。
主にりんご談義。女将も私と同じく大のりんご好きとわかったのです。
沼田はフルーツ王国でリンゴ園もたくさんあります。
それで昨年Myブームとなった品種「群馬名月」の話になりました。
ぐんま名月（めいげつ）＜リンゴの品種：旬の果物百科
黄色くてすごく甘いリンゴで私の中では一、二を争うくらいに好きな品種です。
同じような黄色の品種では青森のりんごで「星の金貨」というのがあります。
星の金貨／あおり15＜りんごの品種：旬の果物百科
秋にもう一度来て女将の紹介でリンゴ園を訪問することにしました。
さてチェックアウト時に何気においてあったガイドブックに目を通しているとすごい記述にであいました。
老神温泉「ホテル山口屋」
創業は明治20年（1887年）。山口屋のはじまりにはこんな物語が残されている。沼田藩主の伊賀守信利が貨殖を好み藩政が振るわなかったため、老神村の名主・山口六郎右衛門は圧政に苦しむ村民を救おうと立ち上がり、直訴におもむいた。しかし、その帰り道に内部の裏切り者のため、討たれることとなる。山口屋滅亡を逃れるため、村の人たちが娘を隣村にかくまい、沼田藩の藩政が鎮まってから老神に戻り、山口屋を継承。湯治宿として暮らしを始め、のちに旅館を開業したと伝わる。
ご主人が7代目で女将は昭和60年代に嫁いで来たそうだ。
義民だ！
義民山口六郎右衛門の墓｜沼田市公式ホームページ
少し話は違うがだいたいあっている。
料理｜老神温泉 もうひとつのふる里 山口屋(公式ページ） 源泉かけ流しの露天風呂と半露天貸切風呂
女将は言わなかったが、前日の夕食に食べたのは義民鍋だった。
私は不思議とそういうところに行くことが多い。4年前の佐倉の義民佐倉宗吾もそうだ。
佐倉惣五郎 - Wikipedia
不思議な縁を感じつつジャムにするためのブルーベリーをいっぱい買って来た。
朝市でであった星野りんご園のご夫婦もいい感じだった。もちろん名月を作っているそうだが、すぐになくなるので予約を入れると取っておくといわれた。秋もすこし遅い季節がいいらしい。
実は沼田は震災直後残留放射能問題があった場所であることを知っていたが、その話題は出さなかった。
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