ひさき、正常な軌道で順調に飛行 11月に惑星観測開始 - 47NEWS(よんななニュース)

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は15日、新型ロケット「イプシロン」1号機で打ち上げた宇宙望遠鏡「ひさき」が正常な軌道で順調に飛行を続けていると発表した。約2カ月かけ、姿勢制御の機能などを確認し、11月以降に惑星観測を開始する。  

JAXAによると、ひさきは、地球の高度約950~1160キロの軌道を106分で1周しており、計画通りに飛行している。  

ひさきは、縦・横約1メートルで、高さ約4メートル、太陽電池パネルを広げた幅は約7メートル。大気に吸収されやすい「極端紫外線」を観測し、金星の厚い雲に覆われた大気や木星の強い磁気圏を調べる。

イプシロンで打ち上げられた惑星観測人工衛星に「ひさき」と名付けられたということだが、「ひさき」の意味について書いたものが見当たらない。国語辞書でも「ひ‐さき【火先】 1 燃えている火の先端。ほさき。 2 火の燃えひろがる先の方。 」と出てくるだけ。

どういう意味だろう?

【追記】
フェイスブックで教えていただきました。
宇宙望遠鏡の愛称「ひさき」は岬の名 - 社会ニュース : nikkansports.com

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は14日、内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝付町)からイプシロンロケットで打ち上げた宇宙望遠鏡スプリントAを、同町にある半島の岬「火崎(ひさき)」にちなんで「ひさき」と命名した。  

岬は町の東端に位置し、最初に朝日が当たることから、新しい夜明けの象徴と捉えた。地元の漁師が漁の安全を祈願する場所で、観測所から旅立った宇宙望遠鏡の成果を願った。  

惑星の観測を狙うため「太陽の先」との思いも込めた。(共同)  [2013年9月14日23時35分]



なるほど。

朝日新聞デジタル:惑星観測衛星の愛称は「ひさき」 JAXA発表 - テック&サイエンス

火崎は、地元で一番最初に朝日が昇り、漁の安全を祈願する場所。衛星を手がけた沢井秀次郎プロジェクトマネジャーは「地元・肝付町にとって新しい夜明けの象徴となりたい。内之浦を旅立つ船(イプシロン)の安全な航行を祈りたい」と命名への思いを語った。