日本人ジャーナリストがシリア北部スレイマンハラビ地区で取材中に亡くなりました。





山本美香さんの死亡確認=日本大使館 (時事通信) - Yahoo!ニュース

外務省に21日入った連絡によると、在トルコ日本大使館は、日本人女性ジャーナリスト、山本美香さんの死亡を確認した。





画像リンク先:http://mba.nucba.ac.jp/open-seminar/h22/entry-1209.html

ジャーナリストの山本美香さん死亡=シリア北部アレッポで取材中―トルコに遺体搬送 (時事通信) - Yahoo!ニュース

在英人権団体「シリア人権監視団」によると、山本さんは政府軍と反体制派の激しい戦闘が続くスレイマンハラビ地区で取材中に負傷し、病院に搬送された後、死亡した。  

ヨルダンに置かれている在シリア日本大使館臨時事務所は、情報の確認を急いでいる。  

シリア北部の対トルコ国境付近の一部は、反体制派が押さえており、一部の報道機関やジャーナリストは、自由シリア軍などの手引きでシリア北部に潜入して取材活動を行っている。  

山本さんは1995年から独立系通信社ジャパンプレスに所属し、アフガニスタン、イラク両戦争を取材。2003年に優れた国際報道に贈られるボーン・上田賞特別賞を受賞した。



山本美香 - Wikipedia

山梨県都留市出身。1990年、都留文科大学文学部英文学科卒業後、朝日ニュースターに入社し、記者、ディレクター、ビデオジャーナリストとして活躍する。1995年、朝日ニュースター退社後アジアプレス・インターナショナルに所属。1996年からはジャパンプレス記者。タリバン支配下のアフガニスタン取材など、新聞、テレビ、雑誌で発表。2003年、ジャパンプレスの上司である佐藤和孝と共にイラク戦争の際のバグダードからレポートを送り続け、その名が知られるようになる。

イラク戦争の際に取材契約を結んでいた日本テレビ放送網からの依頼を受けて2003年10月より「NNNきょうの出来事」キャスターを務めたが、番組内での位置づけが明確にならないまま2004年3月に降板。以降も紛争地からテレビリポートを続けていた。 2003年度のボーン・上田記念国際記者賞特別賞を受賞している。

2012年8月20日、シリア内戦の取材中、シリア北部のアレッポにてシリア政府軍の砲撃を受けて死亡したことを反アサド政権「自由シリア軍」のスポークスマンが発表した。




<続報>
親大統領派が銃撃か=シリアで死亡の山本さん―同乗の3人誘拐される?  (時事通信) - Yahoo!ニュース

米政府が出資するアラビア語衛星テレビ、アルフッラは21日、激戦が続くシリア北部アレッポで20日に死亡した独立系通信社ジャパンプレスの日本人女性ジャーナリスト、山本美香さん(45)は3人のジャーナリストと自動車に同乗していた際、親アサド大統領派の民兵組織に攻撃されたと報じた。AFP通信が伝えた。  

同テレビが運転手の話として報じたところでは、襲撃した武装勢力は反体制武装組織「自由シリア軍」のような装いだった。しかし、同組織側は事件への関与を否定、政権側の仕業だと主張している。インターネット上の動画サイト「ユーチューブ」には、山本さんが親アサド大統領派の民兵組織「シャビーハ」に殺害されたとのタイトルの動画が投稿された。  

在英人権団体「シリア人権監視団」によると、アレッポではレバノン人女性記者と米メディアで働く男性、トルコ人記者の計3人が行方不明となった。3人は車に同乗していたとみられ、誘拐された可能性も浮上している。