失業率:10月は3カ月ぶり悪化 求人倍率は横ばい - 毎日jp(毎日新聞)

総務省が29日発表した10月の完全失業率(季節調整値)は、前月比0.4ポイント上昇の4.5%だった。3カ月ぶりに悪化し、今年7月(4.7%)以来、3カ月ぶりの高水準。厚生労働省が同日発表した10月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月と同じ0.67倍。  

円高や欧州の財政危機などを受け、多くの企業が景気の先行きを見定めようと採用に慎重になり、失業率の悪化につながった。職探しを始めた人が増えたことも影響した。総務省は「雇用情勢は依然厳しく、円高の影響も含め、注視する必要がある」と指摘。景気の先行き不透明感が強まれば、企業の採用意欲が冷え込む懸念もある。  

求職者1人当たりの求人数を示す有効求人倍率は、宮城県が0.74倍、福島県が0.68倍でいずれも前月と同水準となり、5月以降続いていた改善が止まった。自治体の臨時雇用などの増加が一服したためとみられる。岩手県は0.06ポイント改善の0.65倍だった。参考値として総務省が示した被災3県の失業率は、岩手県が3.9%、宮城県が7.5%、福島県が4.5%で、宮城県が9月の5.5%から大幅に悪化した。  

都道府県別で求人倍率が最も高かったのは福井県の1.12倍で、最低は沖縄県の0.28倍だった。完全失業者数は前年同月比46万人減の288万人だった。




3ヶ月ぶりの悪化です。いずれにせよ高水準ですので、厳しい状況で採用意欲は後退しています。

かといって明るい材料もなく、若者にはほんとうに気の毒な状況です。

希望をもてる社会にするために産業構造、経済構造を変えていくことが必要ですね。マインドセットというか考え方を変えないと解決はありません。

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【著者情報】(「BOOK」データベースより)
田中秀臣(タナカヒデトミ)
1961年生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科単位取得退学。現在、上武大学ビジネス情報学部准教授。専門は経済思想史・日本経済論。「リフレ派」経済学者の代表的な論客として、各メディアで積極的な発言を続けている。サブカルチャーにも造詣が深い。『昭和恐慌の研究』(共著、東洋経済新報社)で第47回日経・経済図書文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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