タイトルからすると破綻した場合に失業など、どれくらいの影響があるかというものを予測すると思いますが、ある意味でそれよりも現実的かつ衝撃的な記事がロイターにありました。

自動車大手、政府支援伴う事前調整型の破産法申請の可能性高い | Reuters.co.jp

[ニューヨーク 16日 ロイター] ムーディーズ・インベスターズ・サービスは16日、自動車大手3社救済をめぐり、政府支援を伴う事前調整型の破産法適用申請の可能性が最も高いとの見方を示した。ムーディーズは、政府支援を伴う事前調整型の破産法適用を申請する可能性を約70%見込んでいる。支援を受け目先の破たんを回避する可能性は25%程度としている。事前計画を伴わない連邦破産法第7条の適用を申請する可能性も5%と予想している。

「政府支援が得られなければゼネラル・モーターズ(GM)、フォード・モーター、クライスラーの大手3社は破たんし、事実上清算されることになる。3社は連邦破産法第11条による更生手続きを申請するとみられるものの、事実上第7条による清算に近い状態となる可能性が高いとし、工場その他の事業所は閉鎖され、資産は債権者への返済にあてるため売却される。」と指摘。


事前調整型とは事前に労使双方が話し合ってというもの。
前に報道されたプレアレンジ型というものですね。

プレアレンジ型破産法申請検討というニュース
|蛙の目


米議会の3議員のスタッフが企業再建専門家に、従業員、債権者、取引銀行など主要利害関係者の承諾を得て事前に準備を整えたプレアレンジ型の破産法申請により、会社を清算させることなく業界を再編