2つ前の記事で同じニュースを取り上げましたが、上記の写真の方がいいですね。改めて書きます。

別に父・金日成 が核廃絶の平和主義者だったわけではなく、むしろその逆で金正日 以上に独裁者だったわけで、そのカリスマの継承が重くのしかかったのが今の体制であるわけです。

最近、朝鮮労働党の新聞に世襲を否定する論文が載ったという報道がありましたが、共産主義国の世襲という問題を引きづった悲劇の暴君がまさに今危機にあるわけです。

映画好きで美人好きでかつてのローマの皇帝のような金正日総書記の病状はやはり思わしくないようです。昨日の日経で4度目の写真公表があったという記事を読みましたが、決定的な写真はでてきません。

まったくうがった見方をすれば、この世界的な経済危機の中では、資本市場主義を批判する絶好のパフォーマンスの時期のわけで、その中で発言がないのはやはりかなり重篤な事態であると考えられるのでないでしょうか。

それとも、今回の金融危機で一番影響を受けたのは偽ドル札とアヘンの栽培なのでしょうか、やっぱり自由な資本至上主義がないと困ると…毒。



北朝鮮が核を放棄する日