生まれながら一人ひとりがそれぞれに持っている「自己成長力」を、その子に応じて教師が助けていくという理想の教育といわれるモンテッソリー教育。そのモンテッソリー教育の理念に基づいて開発された教育玩具に“PULCINO(プルチノ) ”というのがあり、それが今日本でも注目されている。800種以上の遊び方があるという。しかもモンテッソリー教育に基づいてカリキュラムがきっちと組まれた「家庭教育システム」となっている。

とにかくプルチノのサイトをのぞいてほしい。
ほんとに「美しい」玩具たち、それを使って子どもたちの作品が見られる「プルチノ作品紹介」のページ。

開発したのは名古屋に本社がある中央出版 。島田紳介がCMに出ていたことがあるのでおなじみかもしれない。

こんな良く考えられたおもちゃを与えられていたら私も中の才能ももっと開花していたかもしれないが、残念ながら、今思い出すおもちゃはめんこ(出身地の鹿児島では「かった」と読んでいた)やビー球だった。今でも「かった」に描かれていた月光仮面やハリマオが脳裏に浮かぶので、私はあれによって、少年の頃の色彩感覚を養われたわけである。それ以前に絵本の記憶もある。特に絵本などは何度も何度も見るものなどで、やはりよく考えて与えた方がいいだろう。

プルチノ