ー次は?


☆そうね、自分のこと少し書こうか。老人報告だね。 ホントに、姿勢はひどくなるし、あちらこちら痛いし。

あ、こういう話聞きたく無い人は今回はパスして。


ーなに、どうしたのよ、格好悪いのは知られたくないっていうの?


☆いや、逆。もう、テレビの広告見てると、シワをなんとかしようとか、ハゲをどうとか、頻尿にはとか、目のかすみとか、格好悪いのは、もう仕方がないことなんだからさ、諦めて格好悪いのを隠さずに行こう、変な見栄はやめようということなんだ。


ーなんとなくは、わかったけど、多少の見栄というか、世間への気遣いというか、必要なことなんじゃないか。


☆それはそうだ。身なりをキチンとするとか、変な匂いをさせないとか、姿勢が悪いなりになるべくキチンとするというようなことは必要だ。僕の場合、手持ちの着る物や履くものなど、できる範囲で形や色などコーディネートしているつもりだ。この辺りは、「暮しの手帖」の記事を読んでいたのが、大きいかも知れない。


ー何?「暮しの手帖」って。


☆「暮しの手帖」というより、今思うと花森安治さんの意見だと思うんだけど、あんまり色を使うと取り合わせが難しいから、単色を組み合わせる方が良い、というような話だったと思う。子供の時、家では各人の色を決めていて、父が黒、母が白、兄が青、僕が緑、妹がピンクになっていて、箸置きとかお茶碗などそれを基準に選んでいた。 なので、東京へ来て服など揃えて行く時、何かテーマカラーを決めようと思って、茶色を選んだ。


ー緑は考えなかったの?


☆考えなかった訳ではないけど、緑って色合いにもよるけど、着こなしが難しいんじゃないかなと思ってね。


ーたしかに。


☆茶色も色々な傾向あるしね。黄土色のようなものから赤茶まで、濃さを変えて行くと、かなりバリエーション豊富だ。


ーなるほどね、茶系統だけでコーディネートする事も可能というわけだ。


☆ま、何でもかんでも茶色というのも何だから、組み合わせるシャツや靴などは別の色考えるんだけど、それもある程度色を考えておくと、コーディネートしやすい。


ーどういう事?


☆茶色と合いそうな色考えて、何かを買う時それに沿うようにすれば、コーディネートが楽という事だ。 僕の場合、藍色とか深緑を基本に選んでいる。マンネリ化しちゃうから、何が何でもということではなくて、ワンポイントで別の色を選ぶ事もある。いずれにしろ、服装にはあまりお金掛けないしするので、たいした話では無いけど。