カイネ24 蒸し暑さに気づいて目覚める頃になると、さすがに家の中だけでは飽きてきた。庭を歩くのも飽きた。 伯母もこのところひっきりなしに出かける。 さして興味があるわけではなかった。ただいつも以上によそよそしい伯母の態度が、急に話す言葉の増えた伯父のことが気になった。 何もなければそれでいい。 ただ、そう思っていた。「おばさん。どこに行くんですか?」 伯母は丸い肩を揺らした。「集まりさ。……婦人会のね」「……ふーん」 伯母はそそくさと出て行った。:Novel 一覧