カイネ23 従兄弟たち表情が明るくなった。 彼らは身体を動かしていられるのなら何でもいいのだ。あれだけうれしそうに、自慢げに話していた漁に出られなくても。 何かしてさえいればいいのだ。 何でもいいのだ。「今日はオイ、でっかか焚き火ば作ってきたっど」「焚き火? 祭りがあったっけ?」「うんにゃ。なんか知らん。父ちゃんたちのなんかすっとて」「……ふーん」 従兄弟は無邪気だ。 害がなく、おしゃべりだ。:Novel 一覧