
『フェンネル大陸偽王伝 2 騎士の系譜』
(ふぇんねるたいりくぎおうでん 2 きしのけいふ)
高里 椎奈
講談社 (2004.12)
挿絵:ミギー
内容:(紹介文より)
愛する兄の裏切り、投獄、国外追放-悲しき過去を持つ十三歳の王女・フェンベルクはソルド王国にたどり着き、騎士見習いの少年・ロカと出会った。親友になった二人はある日、国立蔵書館へ。だがそこで国を揺るがすある計画を偶然耳にしてしまい、二人は命を狙われることに!
感想
少しアジアンなファンタジーは、いよいよ一章へ突入しました。
塞がっただけで残った傷跡を抱え、旅立ったフェンベルク。
少し性格が変わったようです。元気なのは変らずだけど、小鹿か猿のように跳ね、連れとの掛け合いがなかなか楽しい。
見るもの聞くものが初めてで、楽しくてはしゃぐ姿はやはり十三歳。淡泊なようでいて情に絆されやすい……というか、根が優しいんですね。それが彼女を救い、今あるわけですが。
反省も謝罪も感謝もできるし、わからないことはわからないと正直にいう素直さ。彼女の成長が楽しみです。
第一章なので、たくさんの謎が残りました。
しかし、本書中にも謎がたくさんでした。結局昼飯食べたのかとか、隠れて暮らしてる人がが自分たちのことべらべら話していいのかとか、彼が助けにきたことがおざなりじゃないかとか、いつどうやって説得したのさとか。
前巻のほうがまだ新鮮で速度があって良かったです。シクシク
2005.07.31-08.01
:『フェンネル大陸偽王伝 孤狼と月』