「おい、テル!」
「はい!」
「ウナギ食いに行くぞ!」
「やったー!」
なぜだろう。テルが呼ばれたはずなのに、なぜカヤさんとミヤ君が我先にと駆けていくんだろう……まぁ、いいか。ジュンさんの財布の心配なんて不要だ。
一方、ソファ付近では
「ねー、まつさん。『どようのうし』って何?」
「あー、ホラ…………………………………………………………な?」
マツさんがニコの攻撃にあっていた。
「えー?」
「ホラ、あれだ、あれ」
「んー?」
「あの、ホラ」
「うー……?」
「だからぁ、あれだっつってんだろう!」
「わかんなーい」
「わかれ!」
あっちも大変だ。関わらないほうがよさそうだ。
ぴよよ
ぴぴぴよよッ
電話だ。
「うん。…………うん、終わる。もう帰る。…………タレ? 何がいい? …………ん、わかった」
「トーコ! ウナギ行かないのか?」
電話を切ると、ジュンさんが入口で叫んだ。
「帰る」
「ウナギは?」
「家にある」
「お。ハニーのお手製か」
「なにー!!」
テルが叫んだ。
「トーコ、はにっごふぉ!」
「うらやましーねー。じゃな」
ジュンさんはぶっとい腕をテルの首に巻きつけ、去っていく。テルは何か言いかけたようだけど…………まぁ、いいか。明日も会うだろう。たぶん。
「あ、とーこ帰るの?」
「うん」
「ね。『どようのうし』ってね、『りっしゅう』の日に備えて体力をつけるためにウナギを一気飲みする日なんだって」
それはおそらく、マツさん限定だ。
「とーこ、ウナギの一気飲みってしたことある?」
「いや、ない」
「そっかー。テルってスゴイね」
「………………」
まぁ、いいか。褒められてるんだし。
「そうだね」
:<<ニコと愉快な仲間たち 017
:Novel 一覧
「はい!」
「ウナギ食いに行くぞ!」
「やったー!」
なぜだろう。テルが呼ばれたはずなのに、なぜカヤさんとミヤ君が我先にと駆けていくんだろう……まぁ、いいか。ジュンさんの財布の心配なんて不要だ。
一方、ソファ付近では
「ねー、まつさん。『どようのうし』って何?」
「あー、ホラ…………………………………………………………な?」
マツさんがニコの攻撃にあっていた。
「えー?」
「ホラ、あれだ、あれ」
「んー?」
「あの、ホラ」
「うー……?」
「だからぁ、あれだっつってんだろう!」
「わかんなーい」
「わかれ!」
あっちも大変だ。関わらないほうがよさそうだ。
ぴよよ
ぴぴぴよよッ
電話だ。
「うん。…………うん、終わる。もう帰る。…………タレ? 何がいい? …………ん、わかった」
「トーコ! ウナギ行かないのか?」
電話を切ると、ジュンさんが入口で叫んだ。
「帰る」
「ウナギは?」
「家にある」
「お。ハニーのお手製か」
「なにー!!」
テルが叫んだ。
「トーコ、はにっごふぉ!」
「うらやましーねー。じゃな」
ジュンさんはぶっとい腕をテルの首に巻きつけ、去っていく。テルは何か言いかけたようだけど…………まぁ、いいか。明日も会うだろう。たぶん。
「あ、とーこ帰るの?」
「うん」
「ね。『どようのうし』ってね、『りっしゅう』の日に備えて体力をつけるためにウナギを一気飲みする日なんだって」
それはおそらく、マツさん限定だ。
「とーこ、ウナギの一気飲みってしたことある?」
「いや、ない」
「そっかー。テルってスゴイね」
「………………」
まぁ、いいか。褒められてるんだし。
「そうだね」
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