(おんやどかわせみ 14 かみかくし)
著 者:平岩 弓枝
発 行:1993年6月
発行所:文芸春秋
内容:
かわせみで一番の早起者の喜助が橋の袂で出会った娘は、失踪から数日間の記憶をうしなっていた。数日後、かわせみに戻ってきた東吾に源三郎がみせた半紙には、三人の名が書いてあった。このところ、神隠しが流行っているという。
東吾と小さな旅籠の女主人るい、八丁堀同心・畝源三郎たちが、江戸の下町で情溢れる人間関係に出会う捕物帳。
感想:
「梅若塚に雨が降る」
子育てが苦になる時もあるかもしれない。でもそれはね、ねだって買ってもらった玩具を片付けもしないすぐ飽きて放りだすのとは違うよ。
「みずすまし」
女難。
台風に見回れた東吾と源さん。恨み妬みは怖いから、しっかり裾をはたきなさい。
「天下祭の夜」
身から出た錆。
そのまま。
「目黒川の蛍」
彼女の最後の言葉がなんだか好きだ。
良い意味での因果応報になれば良いな。
「六阿弥陀道しるべ」
四五年商売一筋。なかなかできることじゃない。
その時間を金に替えたからって、何が戻ってくるわけでもなく。
「時雨降る夜」
才女・紫式部が策士・光源氏を育てた感じ。
逃げられたけどね。でも諦めない。
「神かくし」
ちょっと便乗してみました。って便乗されたほうはたまったもんじゃない。大迷惑です。
「麻生家の正月」
麻生さんちに行く時は、しっかり気を持たないといけません。
赤ちゃんおんぶした婿さんが出てくるかもしれないから。
2005.04.10-11
:『御宿かわせみ 1』
:『御宿かわせみ 2 江戸の子守唄』
:『御宿かわせみ 3 水郷から来た女』
:『御宿かわせみ 4 山茶花は見た』
:『御宿かわせみ 5 幽霊殺し』
:『御宿かわせみ 6 狐の嫁入り』
:『御宿かわせみ 7 酸漿は殺しの口笛』
:『御宿かわせみ 8 白萩屋敷の月』
:『御宿かわせみ 9 一両二分の女』
:『御宿かわせみ 10 閻魔まいり』
:『御宿かわせみ 11 二十六夜待の殺人』
:『御宿かわせみ 12 夜鴉おきん』
:『御御宿かわせみ 13 鬼の面』