緑のアルダ

榎木 洋子
集英社 (2004.5)
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(みどりのあるだ 6 たびだちのおか)

挿絵:唯月 一

内容
 わたくしが行きます--アナンシア王女の一言とアルダ・ココのカードが示した「王女」により、場は騒然となる。アルダ・ココたちは王都を離れ、アナンシア王女は謹慎を命じられる。
 何事もなく数日が経ったある日の夜、アルダ・ココは不吉な夢を見る。ひどい胸騒ぎに急いでアナンシア王女に会おうとするが、城への出入りは禁じられていた。

感想
 前巻の最後で騒ぎの種となったアルダ・ココとアナンシア王女。
 どちらも無鉄砲という点で気が合うのかもしれません。タッグを組まれたらそれこそウルファは休まらないんだろうなぁ。やっとパパとお話しできるようになったのに、彼の心は休まらない。てか休ませてもらえない。

 当然のごとく、アルダ・ココたちと王女は引き離されるんですが、諦めが悪いのも似ています。全然懲りていません。いや、どんどん狡猾になってきていますよお父さん。

 引き離されている間は、ちょっとした休暇のようなものでしょうか。ウルファもヨールもそれなりに楽しんでいるようです。アルダ・ココはいつでもどこでも楽しんでいますよ。
 アナンシア王女は……いつか立派なレディに成れる日をお祈りしておきます。

 タイトル通り、旅立ちへ向けての助走です。やっと本来の目的に歩きだすけれど、道が困難なのは相変わらずです。さらに怪しげな影まで現れたんですよ、もう大変。
 どうやって龍を見つけ口説くのか? 影の本心は何なのか? 姫は野宿できるのか? 公爵は名誉挽回はできるのか? とかわからないこと、不安なことがいっぱい残っています。
 その不安を打破するため、アルダ・ココたちは旅を続けるようです。


2005.04.18-20

『緑のアルダ 1 石占の娘』
『緑のアルダ 2 荒れ野の星』
『緑のアルダ 3 千年の隠者』
『緑のアルダ 4 謀略の都』
『緑のアルダ 5 虹の白夜』