『御宿かわせみ 13 鬼の面』
(おんやどかわせみ 13 おにのめん)
著 者:平岩 弓枝
発 行:1992年10月
発行所:文芸春秋
内容:
青色と赤色の鬼面をつけた厄年の男女が、豆を投げられて厄払いする節分の日。問屋の主人が倉で殺されたとき、鬼面をつけた怪しげな人物を見たという証言が持ち上がった
東吾と小さな旅籠の女主人るい、八丁堀同心・畝源三郎たちが、江戸の下町で情溢れる人間関係に出会う捕物帳。
感想:
「夕涼みの女」
取るか取られるか。はったはったの大勝負。
若旦那、負けるな。
「大川の河童」
姉思いの河童さん、冷たい水もなんのその。キュウリ片手に気張ってます。
「麻布の秋」
たとえ親子であろうと反り合うことだってある。
親子の数だけ付き合い方もある。
「忠三郎転生」
とうとう色男が掴まったかとしみじみしてたら、こっちの色男も観念しちゃった、というお話。
「雪の夜ばなし」
宗太郎君の緊張する姿が可愛い。こんな一面もあるんだ。
東吾、何摘まれてるの。
「鬼の面」
父子って不思議。
こんな愛情もあるんだ……。
「春の寺」
おっかさん。あんたは母だ。間違いない。
孝行息子を育て上げたんだから、胸張って良い。
2005.03.19-21
:『御宿かわせみ 1』:『御宿かわせみ 2 江戸の子守唄』
:『御宿かわせみ 3 水郷から来た女』
:『御宿かわせみ 4 山茶花は見た』
:『御宿かわせみ 5 幽霊殺し』
:『御宿かわせみ 6 狐の嫁入り』
:『御宿かわせみ 7 酸漿は殺しの口笛』
:『御宿かわせみ 8 白萩屋敷の月』
:『御宿かわせみ 9 一両二分の女』
:『御宿かわせみ 10 閻魔まいり』
:『御宿かわせみ 11 二十六夜待の殺人』>
:『御宿かわせみ 12 夜鴉おきん』