『御宿かわせみ 11 二十六夜待の殺人』
 (おんやどかわせみ 11 にじゅうろくやまちのさつじん)


著 者:平岩 弓枝

発 行:1991年9月
発行所:文芸春秋

内容:
 東吾と小さな旅籠の女主人るい、八丁堀同心・畝源三郎たちが、江戸の下町で情溢れる人間関係に出会う捕物帳。

感想:
「神霊師・於とね」
 何と言うか、恐ろしいというより呆れる親子です。箱に詰めすぎたんじゃない?
 手に負えない。

「二十六夜待の殺人」
 金持ちはが金にがめついっていうけど、旦那方はそうじゃなかったんだね。
 一銭でも金は金。塵も積もれば山となる。

「女同士」
 東吾はやっぱりお兄ちゃん子なんだなぁ。
 土産に柏餅でも買って行きなさい。

「牡丹屋敷の人々」
 一瞬夜這いかと思ったよ、東吾。

「源三郎子守歌」
 子守歌! 源さんが子守歌!
 浪速節じゃないんだ。
 拳をぐっと構えて握ったマイクは離さないぞ、てな人だとばかり思っていました。いつか我が子に謡ってあげて。

「犬の話」
 好敵手、と書いてライバル。
 東吾負けるな。

「虫の音」
 勉強勉強てお母さん。あなたの子は脳味噌しかないんですか? 体はどこにあるんです?
 目の色が読めませんか?
 読めないんだろうなー。

「錦秋中仙道」
 美しい姉妹愛を見せていただきました。
 旦那、浮気したら二人分の呪いを受けますぜ。


2005.02.24

『御宿かわせみ 1』
『御宿かわせみ 2 江戸の子守唄』
『御宿かわせみ 3 水郷から来た女』
『御宿かわせみ 4 山茶花は見た』
『御宿かわせみ 5 幽霊殺し』
『御宿かわせみ 6 狐の嫁入り』
『御宿かわせみ 7 酸漿は殺しの口笛』
『御宿かわせみ 8 白萩屋敷の月』
『御宿かわせみ 9 一両二分の女』
『御宿かわせみ 10 閻魔まいり』