『封殺鬼 4 ぬばたまの呪歌』(ふうさつき 4 ぬばたまのじゅか)
著 者:霜島 ケイ
挿 絵:西 桐子
発 行:1994年8月
発行所:小学館 キャンパス文庫
内容:
二月に降った赤い雪の凶兆は、次第に現実のものとなりつつあった。妖気の影響によって事件、事故が相次ぎ、局地的な地震によって竜脈までもが狂い始める。
妖気の影響により怨霊までが活発化し、このところ多忙な日々を繰り返していた聖と弓生に、一本の電話が係る。それは『本家』秋川家の佐穂子からだった
感想:
前巻で風呂敷が開かれだし、今巻でそうそうに敵の目的も見えてきました。
佐穂子と成樹も登場し、本家の人々もぼちぼち顔を見せ始め、主要人物の頭は出揃ったところかな。名前は出るけど顔は出てこない人も数名は、次巻ぐらいで出てきそうな予感です。
全体的に風呂敷から物が飛び出すだけで、大きな解決らしきものはない。弓生はともかく。
敵味方の顔見せと、関係図を作るための一冊のようです。
メインは弓生。
綺麗なお姉さんがイチゴミルクキャンディーをくれるというのでノコノコついて行ったしまったようです。……ちょっと違うかな。
弓生の貴重な一面も見られ、若気の至りも知ることができて満足でした。
そうか、そんなことをしていたのか。最近忙しいのは君のせいだったんだね。撒いた種は摘み採らないといけないよ、ユミちゃん。
可哀想なのは相棒・聖です。怒鳴られたり喧嘩したりぶたれたりで、デートも満足にできない。それ以前にこれがデートだと理解しているかも問題だ。
佐穂子、しっかり励ましたげて。
君が頼りだ。
2005.02.27-28
:『封殺鬼 1 鬼族狩り』
:『封殺鬼 2 妖面伝説』
:『封殺鬼 3 朱の封印』