『封殺鬼シリーズ 1 鬼族狩り』
 (ふうさつきしりーず 1 きぞくがり)

著 者:霜島 ケイ
挿 絵:西 桐子

発 行:1993年11月
発行所:小学館 キャンパス文庫

内容:
 不思議な夢を見る。長い黒髪に白い面、巫女装束の女--しかも白昼夢だ。徐々にと現実との境目をなくしていく成樹は、人懐っこい大学生に声をかけられる。
「君の名前と住所と電話番号、教えてもらえへんやろか」
 いかにも怪しい大学生は、一千年を生きる鬼だった。
 学校の机には奇妙な落書き、存在の希薄なクラスメイトの不可解な言動、家の前に現れる有象無象の化け物、親友の急死……一体俺は、どうなっちまうんだ!

感想:
 『封殺鬼選集 1 鬼族狩り』を先に呼んでから、やっぱり最初のを読もう、と手に取った一冊です。どっちも内容はあまり変わりませんが、選集のほうが手に入りやすいです。挿絵を描かれる方も変わっていますが、どちらもじーさんがコワイわ。

 鬼といえば節分ですが、彼らに豆を蒔くときっと黒焦げにされます。気を付けましょう。あと縞々パンツは穿いていないそうです。ちぇっ(?)

 はきはきとした文体で、余計なものがあまりありません。内容もサクサク進んで、人によっては物足りないかもしれません。
 ゆっくりとした場面もあったので、わたしは気になりませんでしたが、何かとてつもなく字が読みたいんだという方にはお薦めしません。なんとなぁく本が読みたいという方はどうぞ。

 「1」と書いてあったので続きは予想していましたが、けっこう続いてる……。頑張れ自分。

2004.12.15:選集
2005.01.10