『春夏冬喫茶館にようこそ』
 (あきないかふぇへようこそ)


著 者:前田 栄
挿 絵:ねぎし きょうこ

発 行:2004年5月
発行所:角川書店 角川ビーンズ文庫

内容:
 ちょっと買い物に出た先で濃い霧にあい、ちょっと霧宿りしようと、タケルはやっと見つけた喫茶店らしき店に入る。そこはなんとも、ゲームに出てきそうなマニアックな内装の店だった。
 オーナーだという青年はどうやら金持ちの道楽息子らしく、タケルは美味しいものを食べさせてもらった上に、ゲームに付き合うことになる。
 そこにはまさに、豪華なリアルゲームが広がっていた。

感想:
 お、お腹がすいた。
 そんな一冊です。
 今はそう、中華がいいな。エビシュウマイと肉まんが食べたい。オーダー!

 全三話収録されています。
 どれも霧に迷ったタケルが美味しいものを奢ってもらい、ゲームに付き合うものです。
 美形で金持ちのボンボンらしいオーナーと、中華風の世話焼き爺、そして猫耳尻尾の美少女という、頭にお花が咲きそうなメンバーです。タケルは爺に嫌われてしまいますが、オーナーは何かにつけて奢ってくれるし、猫耳尻尾の少女は可愛いしで、役得役得。

 おかしなゲームだと思いながらも律儀に付き合うタケルもお人よしですね。おかげで大変な目にあいますが、まぁ、終われば夢のようなものだと片付けてしまいます。いい性格だな。

 三話まできてある程度片が付くんですが、ちょっと消化不良。これはまだ続きがあるのかな? オーナーの怪しさ加減をせめて半分にしないと、さすがのタケルも逃げちゃうよ?

2004.12.20

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