『双星記 4 凍てつく月の戦い』
 (そうせいき 4 いてつくつきのたたかい)

著 者:荻野目 悠樹
挿 絵:

発 行:2001年7月
発行所:角川書店 角川スニーカー文庫

内容:
 惑星アル・ヴェルガスに降り立ったランディスヴァーゲン提督ら四人。いつまでも味方へ連絡を取らないことにじれたヴェルスターペンは、命令違反とわかっていて救援通信を送ってしまう。そしてやってきたのは、なんと敵サイゴーン国の偵察隊だった。
 責任を感じたヴェルスターペンは身を挺して提督たちを逃がすが、自分はサイゴーン兵に捕まってしまう。いつ殺されるかと怯えながら連行されるヴェルスターペンと兵士たちの前に、なんと提督が戻ってきたのだが…。
 妻が敵の占領下に置かれてしまったメッサージュ宇宙軍総司令長官ラインバックは、熟考の末に子どもたちを首都から移し、義父のそばに預けることにする。
 敵ベルゼイオン軍から衛星アル・ゴを奪還するため、アル・ヴェルガス中が進軍する。だがメッサージュ軍はなんと、作戦を無視しして消えてしまった!
 ヴェルスターペンは助かるのか?
 衛星アル・ゴはどちらの手に落ちるのか--。

感想:
 実を言うと佳境に入っているようです。

 ヴェルスターペンはここでリタイア? せっかくここまで着たのに、自分でミスって捕まるなんて。だんだん彼は役立たず度が上がってるんですが……。

 かわりに提督は株を上げてますね。ペンキ屋のアンとは仲が悪くなったけど。
 彼の素性も、はっきりと断言されてはいないけどこの巻でわかるようです。
 放浪から逃れ、仲間と合流することになりました。さぁ、誰でしょ?

 ベルゼイオン軍の提督の皆さんは荒れています。問題児が一人減ったくらいで遠征が楽になるわけがないです。それに気づいて歯噛みしているのはゼメギス提督だけなのかな。でも彼女は彼女で問題を抱えています。

 ラインバック司令も大変ですね、板ばさみが。囮に選ばれ、舅には詰め寄られ、妻子とは簡単に連絡も取れないし。
 胃に穴が開きそうだね、彼は。コーヒー飲んでる場合じゃないよ。

 さて、衛星アル・ゴは誰の手に渡るでしょうか?

2004.11.28-29

『双星記 1 先年に一度の夏』
『双星記 2 世界の彼方の敵』
『双星記 3 遠すぎた星』
『双星記 4 凍てつく月の戦い』