『双星記 2 世界の彼方の敵』
 (そうせいき 2 せかいのかなたのてき)


著 者:荻野目 悠樹
挿 絵:

発 行:2000年10月
発行所:角川書店 角川スニーカー文庫

内容:
 敵は想像もしなかった異星統一国家ベルゼイオン。惑星アル・ヴェルガスの一国家メッサージュは、一職員だったケイン・ラインバッグを総司令官に任命。
 巨大艦隊にいかにして対峙しようというのか?
 一方、ベルゼイオン遠征艦隊は、衛星アル・ゴへの侵略を開始しようとしていた。
 開始間近というのに緊張のかけらもない〈紫水晶艦隊〉提督の巻き起こす騒動に、いちいち頭を痛める副官ヴェルスターペン中級宙尉。他の艦長を怒らせ、部下に三つ編みをさせたり、正体不明になるまで酔っ払ったり……。
 この提督は名将? 迷将?
 ヴェルスターペンの胃痛の日々はまだ続く。

感想:
 うーん。
 前半は戦術・戦力についての長い講義がいくつかあり、何度も読み返してしまいました。もうちょっと端折っても良かったような気がします。
 わからなくなったら大まかなところだけ読んで、あとは実際の戦闘時にわかると思います。戦闘時にあれだけ説明するなら、作戦会議のときは二度手間な説明だったかな。
 半分読み終わるのにずいぶん時間がかかりました。

 提督はまたもやご乱心? いやいや、フツーですよ。ちょっと酔っただけ。
 最後はちょっとだけ格好良かったですよ。三つ編みも可愛かったし。

 メッサージュ側は、先の大戦の裏事情がちょっと出てきておもしろかったです。まだまだ叩けば出ますよこれは。

 歌手の女の子も可愛くって、甘え上手。面食いなのか、本当に年上が好きなのか……両方だな。
 でもマネージャーより冷静に大人だね。すごいな十七歳。

2004.11.14-15

『双星記 1 先年に一度の夏』
『双星記 2 世界の彼方の敵』
『双星記 3 遠すぎた星』
『双星記 4 凍てつく月の戦い』