『空ノ鐘の響く惑星で 4』
 (そらのかねのひびくほしで 4)

著 者:渡瀬 草一郎
挿 絵:岩崎 美奈子

発 行:2004年8月
発行所:(株)メディアワークス 電撃文庫

内容:
 戦いに向けて着々と準備が進められる。他の領主たちに対してはラシアン卿が手を回し、兵士の教練にはベルナルフォン卿があたった。そしてフェリオは、王族として総指揮官に立つ。
 新たな軍勢が合流した晩、暗殺者が巧妙に仕掛けてくるも、異世界の少女“来訪者(ビジター)”のリセリナと志願兵の少年によって助けられる。その志願兵の少年は、なんとリセリナを追ってきた“来訪者”たちを知っていた。
 篭城戦をとろうとするのか、兄レージクの軍勢は城の外までは出てこない。フェリオたちは正面から突撃した。そこに罠があるとも知らず……。
 フェリオは兄レージクを止められるのだろうか?
 そして、妹の死によって変貌したクラウスは?

感想:
 登場人物の名前を使うと混乱する場合があるのですが、だからといって代名詞ばかり使うとさらに混乱。どっちがいいのかなぁ?

 今回、どうも男の(しかもおっさんの)登場率がUPしたような気がします。もとから少ないのに。まぁ、いいや。

 前半は“来訪者”を知る少年との出会い、中盤から後半はしっかり戦闘です。
 あぁ、とうとう巨大な兄弟ケンカが! といっても、実際フェリオの前に立ちふさがるのは軍務卿クラウスです。
 目が据わってます。気の良いお兄さんだったのに、すっかりグレちゃって……。早く更生できますように。(-人-)ナムナム

 兄は兄でもレージク兄上はやりたい放題ですが、わたしにはなんとなく、その持論も納得できるものでした。方法は他にもあると思うけど、やりたいことの正当性は賛同するよ。
 隣の芝生が枯れかかってるから気になったんだよね。自分とこの芝生はとってもキレイだけど、それが自分のものにはならないんだよね。はいはい。

2004.11.10-11

:『空ノ鐘の響く惑星で 3』
:『空ノ鐘の響く惑星で 2』
:『空ノ鐘の響く惑星で 1』